長野県松川町にある嶺岳寺(れいがくじ)は数万本のヒガンバナが一面に咲く、地元の名所です。
長野県南部の下伊那郡松川町はナシやリンゴ、ブドウなどの果物栽培が盛んな天竜川沿いの町です。その松川町エリアでは、嶺岳寺はヒガンバナのお寺として有名です。
今年はヒガンバナの開花が猛暑の影響で大幅に遅れ、秋分の日の23日以降にやっと咲き始め、26日日曜日からの9月の最終週に“満開”になったそうです。曹洞宗のご住職が毎年、ヒガンバナを大切に世話して増やした結果、急斜面の梅林を埋め尽くすように多数のヒガンバナが咲きます。その数は数万本とみられています。一説には現在は5万本まで増えていると、いわれているようです。
小ぶりなお寺の嶺岳寺は、松川町を流れる天竜川近くの急斜面の中腹に立っています。境内の周りは下側には田が広がり、上側の斜面にはリンゴやクリなどの果樹園です。塩尻市から天竜川沿いに南下する伊那街道側から本堂に向かう階段は人間しか通れません。その階段の脇にもヒガンバナが点在しています。
急斜面に植えられた梅林の下に一面に咲くヒガンバナの方が絵になるため、写真愛好家の方々は、リンゴやクリなどの果樹園を貫く細い山道の途中に車を駐め、高級な1眼レフカメラを三脚に載せて、熱心に撮影していました。写真愛好家の方々は梅林を埋め尽くす赤いヒガンバナの撮影に夢中です。斜面の撮影ポイントを小まめに探しています。今年は開花期が大幅に遅れたため、好みの構図を求めて動き回ります。写真愛好家同士は顔見知りなのか、それとも同好の士のせいか、仲良く情報交換していました。
咲いているのは、ほとんどが赤いヒガンバナです。9月の最終週になって7分咲き以上になり、満開といえる感じになったとのことです。ごく一部に白いヒガンバナも咲いていました。
松川町の農産物の販売所に寄った際に、いろいろな種類のナシに出会いました。「幸水」「二十世紀」「あきづき」「南水」という種類が並んでいます。たまたま立ち寄っていた生産者の方から、「ナシは1週間単位で食べごろの種類が変わる」との説明を受けました。現在は大ぶりのナシでやや硬く、食べごろの旬のナシは「あきづき」「南水」とのことでした。「南水」という種類は初めて知りました。この地域で「新水」と「越後」というナシを掛け合わせてつくった“赤ナシ”系の改良種だそうです。甘みが濃いのが特徴とのことでした。ただし、出始めでまだ数がそろわないとのことでした。
個人的にはナシでは「あきづき」が好きです。埼玉県では「あきづき」を生産しているのは神川町(かみかわまち)という地域で、時々寄っています。でも、いつでもある訳ではありません。自然の営みとは、人間の意志に関わりなく、進んでいくからです。実は、この神川町を流れている神川の土手もヒガンバナの群生地として有名な所です。今年はあまり咲いていないとのことです。
長野県南部の下伊那郡松川町はナシやリンゴ、ブドウなどの果物栽培が盛んな天竜川沿いの町です。その松川町エリアでは、嶺岳寺はヒガンバナのお寺として有名です。
今年はヒガンバナの開花が猛暑の影響で大幅に遅れ、秋分の日の23日以降にやっと咲き始め、26日日曜日からの9月の最終週に“満開”になったそうです。曹洞宗のご住職が毎年、ヒガンバナを大切に世話して増やした結果、急斜面の梅林を埋め尽くすように多数のヒガンバナが咲きます。その数は数万本とみられています。一説には現在は5万本まで増えていると、いわれているようです。
小ぶりなお寺の嶺岳寺は、松川町を流れる天竜川近くの急斜面の中腹に立っています。境内の周りは下側には田が広がり、上側の斜面にはリンゴやクリなどの果樹園です。塩尻市から天竜川沿いに南下する伊那街道側から本堂に向かう階段は人間しか通れません。その階段の脇にもヒガンバナが点在しています。
急斜面に植えられた梅林の下に一面に咲くヒガンバナの方が絵になるため、写真愛好家の方々は、リンゴやクリなどの果樹園を貫く細い山道の途中に車を駐め、高級な1眼レフカメラを三脚に載せて、熱心に撮影していました。写真愛好家の方々は梅林を埋め尽くす赤いヒガンバナの撮影に夢中です。斜面の撮影ポイントを小まめに探しています。今年は開花期が大幅に遅れたため、好みの構図を求めて動き回ります。写真愛好家同士は顔見知りなのか、それとも同好の士のせいか、仲良く情報交換していました。
咲いているのは、ほとんどが赤いヒガンバナです。9月の最終週になって7分咲き以上になり、満開といえる感じになったとのことです。ごく一部に白いヒガンバナも咲いていました。
松川町の農産物の販売所に寄った際に、いろいろな種類のナシに出会いました。「幸水」「二十世紀」「あきづき」「南水」という種類が並んでいます。たまたま立ち寄っていた生産者の方から、「ナシは1週間単位で食べごろの種類が変わる」との説明を受けました。現在は大ぶりのナシでやや硬く、食べごろの旬のナシは「あきづき」「南水」とのことでした。「南水」という種類は初めて知りました。この地域で「新水」と「越後」というナシを掛け合わせてつくった“赤ナシ”系の改良種だそうです。甘みが濃いのが特徴とのことでした。ただし、出始めでまだ数がそろわないとのことでした。
個人的にはナシでは「あきづき」が好きです。埼玉県では「あきづき」を生産しているのは神川町(かみかわまち)という地域で、時々寄っています。でも、いつでもある訳ではありません。自然の営みとは、人間の意志に関わりなく、進んでいくからです。実は、この神川町を流れている神川の土手もヒガンバナの群生地として有名な所です。今年はあまり咲いていないとのことです。