ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

前橋市富士見町の沼の窪というザゼンソウ群生地に行って来ました

2016年02月29日 | 旅行
 前橋市富士見町の山あいにある沼の窪というザゼンソウ群生地に行って来ました。

 赤城山南面のスギ林の中を流れる細ヶ沢川というせせらぎ沿いの斜面の湿地に、ザゼンソウが花を咲かせています。

 ここは元々、元富士見村の“村営杉林”内です。標高が約600メートルある山あいを流れるせせらぎに沿って、ザゼンソウの群生地が広がっています。湿地帯は、スギ林の森陰になっています。



 せせらぎ沿いの斜面の湿地帯には、木製の立派な遊歩道が設けられています。

 ザゼンソウがぽつんぽつんと、咲いています。自然界では、これが自然です。



 一般に“花”と思われている濃い赤紫色のものは「包」と呼ばれるもので、本当の花は中にある薄い黄色の筒状の部分です。



 湿地帯の一番上側では、かなりの厚さの霜柱に囲まれています。朝晩はまだ冷え込みが厳しそうです。



 現地にいた方のお話では「2月初めは雪に覆われていた時もあった」そうです。でも、今年の冬は暖冬だったので、昨年の冬に比べて、ザゼンソウの花がだいぶ早く咲いたそうです。

 湿地帯の一番下側の杉林が切れた斜面には、ロウバイの木が花を咲かせています。ここが寒いことを物語っています。







 このザゼンソウの群生地は、旧富士見村の住民の方が大切に守っているそうです。木製の遊歩道なども地元が負担されているようです。

 杉林近くの山道は、ソメイヨシノ(染井吉野)の並木があり、4月ごろには花見で賑わいそうです。

朝日新聞紙に掲載された見出し「シャープ・鴻海 交渉延長」を拝読しました

2016年02月28日 | 日記
 2016年2月27日に発行された朝日新聞紙の朝刊の中面に掲載された見出し「シャープ・鴻海 交渉延長」を拝読しました。

 2月26日にシャープ社長の高橋興三さんが、台湾の鴻海精密工業からの支援策を受けることを決めたとの報道からの続報として、鴻海精密工業がシャープの“偶発債務”を精査するために、交渉を延期したと、有力新聞紙などが伝えています。

 朝日新聞紙のWeb版の朝日新聞 DIGTALでは見出し「シャープ、鴻海とトップ会談、交渉期限を1-2週間延長」と報じています。



 この記事は、鴻海精密工業会長の郭台銘さんと、中国で会談したことがわかったと伝えます。この記事は、関係者によると、シャープで将来発生するかもしれない「偶発債務」を精査するため、両社は交渉の期限を2月29日から1から2週間延ばすことで合意したと伝えます。

 鴻海精密工業は、2月24日にシャープから受け取った文書の内容について、精査する必要があるとの理由で、シャープとの契約を保留すると発表したことを受けて、今度はシャープ社長の高橋さんが中国に渡り、会談したそうです。

 シャープの従業員は既に、これまでのリストラでかなり減っていますが、うわさされる“40歳以上”の従業員の処遇や家電製品事業の従業員は、実際に契約が成立するまでは、心配でしょうがないと想像しています。

 もう一方の交渉相手だった政府系ファンドの産業革新機構(東京都千代田区)との再交渉の“芽”があるのかどうかと考えていましたが、今回の記事の隣には見出し「革新機構会長、シャープ案件終了」との記事が掲載されています。

 朝日新聞 DIGTALでは、見出し「革新機構会長、シャープ案件『終了』」と報じています。



 この記事によると、産業革新機構との交渉はもうないとのもようです。

 一般の方には、台湾企業による日本の有力電機メーカーの買収に対して、心理的に抵抗感があるようですが、以前に米国フォード・モーターによるマツダの救済策時にもささやかれたことです(現在は、フォードモーターはマツダ株を手放しています)。

 さらに、このシャープと鴻海精密工業との記事の隣に、見出し「東芝子会社 売却額6000億円超に?」という記事がのっています。

 不正会計問題で窮地に陥っている東芝は、優良なコンピューター断層撮影装置(CT)技術を持つ子会社の東芝メディカルを売却する計画です。

 その買い手として、富士フイルム、キヤノン、コニカミノルタ、三井物産などがうわさされています。金額ベースでは、シャープの案件と近いですが、日本企業が買収するためか、今のところ、あまり話題にならないようです。

さいたま市桜区の荒川河川敷に広がる秋ヶ瀬公園では、アカハラなどを見かけました

2016年02月27日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区大字栄和から大久保領家などの荒川河川敷に広がる秋ヶ瀬公園は、野鳥観察のスポットです。

 その中央部付近にある広大な雑木林の前に広がる草原には、アカハラやシロハラ、ツグミなどの野鳥が地表にいて、地面を突っついてエサを探しています。各野鳥は点在しています。



 この草原の草もいくらか伸びて緑が濃くなり、春の訪れを感じさせます。草原の上にはアブやカなどが飛んでいます。

 お腹がオレンジ色のアカハラも数羽いて、それぞれが距離を置いて、エサを探しています。





 冬鳥のシロハラも点在して、所々にいます。やはり、熱心に地表を突っついてエサを探しています。



 ツグミも多数います。



 それぞれが距離を置いて、エサを探しています。

 モズも数羽、います。地面と木の枝の上との間を行き来しています。







 今回、探し当てるお目当ての野鳥はトラツグミでしたが、少し前にモズに襲われて、遠くに逃げたそうでした。

 このため、お目当てのトラツグミには、出会うことができませんでした。

さいたま市桜区の荒川沿いにある桜草公園近くで、ベニマシコに出会いました

2016年02月27日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の荒川沿いにある桜草公園(特別天然記念物の「田島ヶ原サクラソウの自生地」)に野鳥観察に行って来ました。この桜草公園訪問は約2カ月ぶりです。

 荒川に面した広大な秋が瀬公園の一番下流側に位置する桜草公園は、4月になると、可憐なニホンサクラソウが咲く田島ヶ原サクラソウの自生地です。

 4月にニホンサクラソウがしっかりと花を咲かせるように、背丈以上の高さだったヨシ原を野焼きし、地面に太陽光が当たるようにしてあります。



 奥に見えるのは、さくらそう水門です。

 この野焼きしたヨシ原には、3月下旬から4月半ばにかけて、アマナが花を咲かせ、ノウルシが育ち、ニホンサクラソウが花をそれぞれに咲かせます。

 地肌が出ているヨシ原をよく見ると、ノウルシとニホンサクラソウがほんの少し芽吹いています。地面から少し芽吹いています。



 ノウルシの芽ではないかと推定しています。



 真ん中の草の芽がニホンサクラソウでは、周囲の草の芽はアマナではないかと推定しています。

 ヨシ原の近くの野原を進んで行くと、ベニマシコのオスとメスが草の実を食べていました。



 ベニマシコのオスです。





 ベニマシコのメスです。





 ベニマシコのオスとメスは、野草のツルが絡まった中にいるため、画像のフォーカスがやや甘くなっています。

 2月末になり、3月がもうすぐのために、桜草公園は少し春めいてきています。 

神奈川県鎌倉市山ノ内にある円覚寺は、ウメの花が咲き始めたころでした

2016年02月26日 | 季節の移ろい
 神奈川県鎌倉市山ノ内にある円覚寺は、境内でウメの花が咲き出したばかりの初春のころです。

 JR北鎌倉駅のすぐ裏手近くにある円覚寺(えんがくじ)は、臨済宗円覚寺派の大本山です。ウイークデーでも、年配者や若い女性たちが参拝に訪れています。

 JR北鎌倉駅を出ると西側斜面のスギの木立などの奧に、円覚寺の総門が見えます。



 総門から進むと、その奧は低山山麓の斜面に由緒ある建屋などが建っています。

 総門から斜面を上ると、三門(山門)の建屋があり、さらに上ると仏殿があり、さらに上ると方丈と呼ばれる中心の建屋があります。方丈の奧には、日本庭園があります。

 この三門から方丈までには、ウメの木が所々に植えられていて、白梅や紅梅が咲き出しています。







 北鎌倉は、低山の囲まれた土地で、雑木林による日陰が多いために、境内はひんやりした空気です。このため、2月下旬にやっと、ウメの花が四分咲き、五分咲きのようです。

 一番上に建つ黄梅院(おうばいいん)という建物です。



 この黄梅院の境内では、マンサクの花が咲いています。



 一番奧に立つ黄梅院への参道では、フクジュソウの黄色い花も咲いています。まだ咲き始めたばかりのようです。



 ツバキなども花を咲かせています。

 総門近くまで戻ると、カワヅザクラ(河津桜)の木があり、花を少し咲かせていました。



 円覚寺は、正式には瑞鹿山円覚興聖禅寺(ずいろくさんえんがくこうしょうぜんじ)と号するお寺です。「鎌倉五山第二位」のお寺です。

 北鎌倉一帯は、ウメの花がいくらか咲き出した初春という雰囲気でした。ここはやっと春を迎えた様子です。