第44回東京モーターショーは、2015年10月30日から東京都江東区有明の東京ビックサイトで始まりました。11月8日まで開催します。
トヨタ自動車は、同社の展示ブースで、既に米国などでお披露目していた新型「PRIUS」などを一般向けに公表しています。
第4代目となる新型「PRIUS」を真ん中に、次期小型スポーツカーの「TOYOTA S-FR」と新世代コンパクトクロスオーバーコンセプト「TOYOTA C-HR Concept」の3台を並べて展示しています。
新型「PRIUS」は、約6年ぶりのモデルチェンジです。2015年12月に4代目となる新型「PRIUSを発売します。
特徴は、1リットル当たり燃費40キロメートル(JC08モード)を達成したことです。2009年に発売された3代目の同1リットル当たり32.6キロメートルに比べて、約22.7パーセントも燃費を改善しています。例えば、3代目に比べてモーターを20パーセント以上も軽量化しています。ニッケル水素電池とリチウムイオン電池も小型・高性能化しています。
ユーザーには直接関係ありませんが、トヨタの新しいクルマづくり技術「TOYOTA New Global Architecture(TNGA)」というを初採用した乗用車です。
このTNGAは、車の開発プロセスから生産工程までを含めた全社的な取り組みで、複数車種の同時開発(グルーピング開発)によって部品の共通化を推進します。高性能化と高収益化を両立させようという狙いです。
次期小型スポーツカーの「TOYOTA S-FR」の「S」は「Small」の略で、文字どおり「小さなFR」(後輪駆動)を表します。
「TOYOTA S-FR」は、細かなスペックが公表されていませんが、エンジンはフロントミッドシップに搭載し、現在発売されているスポーツカー「86」の“弟分”を狙います。
「TOYOTA C-HR Concept」は“プリウスSUV”とうわさされている車です。
この車にも、TNGA の手法が適用されています。2016年11月に発売されるとみられています。
「TOYOTA KIKAI」は、従来のクルマの常識にとらわれない、新たな魅力を提案するコンセプトカーとのことでした。
詳細は伺っていません。
燃料電池のコンセプトカー「FCV PRUS」も展示されています。少し奧での展示で、気がつかない方も多そうです。
燃料電池スタックをフロントタイヤの間に、水素タンクをリアシート後方に搭載する配置です。そして、4輪それぞれにインホイールモーターを採用することによって、広い室内空間が実現できると説明しています。
後輪と床下には、充放電可能な非接触給電システムを搭載し、自宅や地域で電力をやり取りすることを目指しています。
ある自動車部品メーカーのブースでは、トヨタ自動車が発売している燃料電池車「MIRAI」の構造展示がありました。
水素ガスタンクが2つ並んでいます。こうした具体的な構造展示品を拝見できる点も、東京モーターショーの魅力です。
トヨタ自動車は、同社の展示ブースで、既に米国などでお披露目していた新型「PRIUS」などを一般向けに公表しています。
第4代目となる新型「PRIUS」を真ん中に、次期小型スポーツカーの「TOYOTA S-FR」と新世代コンパクトクロスオーバーコンセプト「TOYOTA C-HR Concept」の3台を並べて展示しています。
新型「PRIUS」は、約6年ぶりのモデルチェンジです。2015年12月に4代目となる新型「PRIUSを発売します。
特徴は、1リットル当たり燃費40キロメートル(JC08モード)を達成したことです。2009年に発売された3代目の同1リットル当たり32.6キロメートルに比べて、約22.7パーセントも燃費を改善しています。例えば、3代目に比べてモーターを20パーセント以上も軽量化しています。ニッケル水素電池とリチウムイオン電池も小型・高性能化しています。
ユーザーには直接関係ありませんが、トヨタの新しいクルマづくり技術「TOYOTA New Global Architecture(TNGA)」というを初採用した乗用車です。
このTNGAは、車の開発プロセスから生産工程までを含めた全社的な取り組みで、複数車種の同時開発(グルーピング開発)によって部品の共通化を推進します。高性能化と高収益化を両立させようという狙いです。
次期小型スポーツカーの「TOYOTA S-FR」の「S」は「Small」の略で、文字どおり「小さなFR」(後輪駆動)を表します。
「TOYOTA S-FR」は、細かなスペックが公表されていませんが、エンジンはフロントミッドシップに搭載し、現在発売されているスポーツカー「86」の“弟分”を狙います。
「TOYOTA C-HR Concept」は“プリウスSUV”とうわさされている車です。
この車にも、TNGA の手法が適用されています。2016年11月に発売されるとみられています。
「TOYOTA KIKAI」は、従来のクルマの常識にとらわれない、新たな魅力を提案するコンセプトカーとのことでした。
詳細は伺っていません。
燃料電池のコンセプトカー「FCV PRUS」も展示されています。少し奧での展示で、気がつかない方も多そうです。
燃料電池スタックをフロントタイヤの間に、水素タンクをリアシート後方に搭載する配置です。そして、4輪それぞれにインホイールモーターを採用することによって、広い室内空間が実現できると説明しています。
後輪と床下には、充放電可能な非接触給電システムを搭載し、自宅や地域で電力をやり取りすることを目指しています。
ある自動車部品メーカーのブースでは、トヨタ自動車が発売している燃料電池車「MIRAI」の構造展示がありました。
水素ガスタンクが2つ並んでいます。こうした具体的な構造展示品を拝見できる点も、東京モーターショーの魅力です。