ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

台風18号が太平洋上で発生し、勢力を強めながら北に向かって進んでいます

2016年09月30日 | 日記
 日本のはるか南の太平洋上で、台風18号が発生し、発達しながら北上を続けています。来週の前半には、日本の西日本に接近するおそれがあるそうです。

 現在の天気予報では、この台風18号は北西に進み、今度はUタンして日本の本州を通過するとの天気予報です。

 9月30日午前6時時点の天気図です。



 台風18号はまだ、日本のはるか南にいるため、この天気図には登場していません。

 日本の本州上には、高気圧があり、今日は晴れているところが多いようです。

 日本各地に雨を降らせた秋雨前線は、本州の南側に下りています。

 埼玉県南部の市街地では、ムラサキシキブ(紫式部)が光沢のある紫色の実をたくさんつけています。



 ムラサキシキブは落葉性の低木で、9月になると光沢のある紫色の小さな果実をつけます。

 園芸種のホトトギスも小さな花を咲かせ始めました。



 ホトトギスの薄紫色の小さな花は、秋を感じさせます。

人気作家の奥泉光さんの最新単行本「ビビビ・ビパップ」を読み始めました

2016年09月30日 | 
 人気作家の奥泉光さんの最新の単行本「ビビビ・ビパップ」を読んでいる途中です。この単行本のタイトルの「ビパップ」とは、モダンジャスを産み出す契機となった前衛的なジャズの走りのことです。

 この単行本は2016年6月22日に講談社が上梓しました、この単行本はページ数が661+数ページあり、分厚い本です。価格は本体が2600円で、プラス消費税です。

 この単行本の表紙は、ジャズの名プレーヤーだったエリック・ドルフィー(Eric Dolphy)さんを描いています。



 このイラストの表紙によって、この単行本は、ジャズファンに受けているそうです。

 この未来社会を書いた小説の舞台は、21世紀の世紀末のようです。主人公の女性フォギーのクライアント(依頼主)である山萩さんは、1980年代を学生で過ごし、それから約130年間生きていることから計算すると、21世紀末という計算になります。

 この21世紀末は、ものすごい“電脳社会”です。小説の主人公は、仕事の依頼主の山萩さんと、“会って”話をします。その時に会ったのは、山萩さんのアバターでした。つまり、本物の生身の山萩さんとは、その場につくり出された映像(リアルな映像)の3D画像に話をしただけです。バーチャルスペース(仮想空間)と現実とは、区別が付かない世界です。

 依頼主の山萩さんは、軍用ロボットメーカーとして世界第3位の「モリキテック」の創業者であり、社長です。世界の多くの国は、「モリキテック」のような多国籍超巨大企業傘下の一部門になっています。

 この単行本「ビビビ・ビパップ」の最初の山場は、第二章の「The First Session with Dolphy」です。

 天才ロボット研究者の山萩さんは、大好きで尊敬するジャズプレーヤーのエリック・ドルフィーのアンドロイドを開発します。

 主人公の女性フォギーは、本業はジャズピアニストです。人間のベーシストとドラマーとで、ジャズ・ピアノトリオとして準備します。

 そこに、エリック・ドルフィーのアンドロイドがフルートとバス・クラリネットを持って登場し、セッションを始めます。ジャズの名曲「Take the A Train」を演奏し始めます。

 エリック・ドルフィーのアンドロイドは、実物のエリック・ドルフィーが演奏した名セッションのデータは持っています。しかし、ジャズ・ピアノトリオの3人はまさにアドリブで名演奏を繰り広げます。

 その名演奏に対して、エリック・ドルフィーのアンドロイドは素晴らしいアドリブの演奏を繰り広げます。まるで本物のように・・。AI(人工知能)の性能がまさに人間並みになっていたのです。こんなことは現在のAI(人工知能)レベルでは不可能なことです。

 この演奏では、ビパップ時代の名演奏の下りが次々と登場し、モダンジャスファンは楽しい表現に酔いしれます。

 奥泉光さんは、実際にエリック・ドルフィーが大好きなようで、以前に書いた小説「虫樹音楽集」でも、エリック・ドルフィーの名演奏に触れた部分があります。

 さて、この単行本「ビビビ・ビパップ」では、主人公のフォギーのクライアント(依頼主)である山萩さんは、小説の展開の途中で亡くなったようで、山萩さんの頭脳のデータは、すべてがTBU(Total Brain Uploading 全能送信、奥泉光さんによる造語)され、コンピューター上で生きているような示唆する場面もあります(真偽のほどは不明です)。

 21世紀末の超未来社会を構成する各技術については、あっさりとある意味、わざと分かりにくく表現しています。現在とは、まったく質が異なる価値観を表現するために・・。この辺が、この小説の好き・嫌いを分けそうです。

 この単行本「ビビビ・ビパップ」はとんでもない内容であることは間違いありません。最後まで、読むのが怖いような、惜しいような・・

東京都千代田区にある日比谷公園では、“鶴の噴水”が水を噴き上げています

2016年09月29日 | 季節の移ろい
 東京都千代田区日比谷公園にある日比谷公園では、森の木陰ではいくらか涼しい感じでした。

 9月下旬でありながら、関東地方は急に真夏日になり、蒸し暑い天気になりました。雨模様の涼しい日が続いただけに、この暑さはきつく感じます。

 日比谷公園のシンボルになっている大噴水は、この大噴水の周囲で開催されるイベント準備の影響で、噴き上げる水を止めていました。

 そこで、西側にある、森の中のオアシスになっている雲形池にある“鶴の噴水”を見に行ってみました。



 “鶴の噴水”は、いくらか勢いよく水を出しています。噴水は清涼感をやはり感じさせます。



 雲形池の中に、コサギが1羽、来ていました。



 しばらくすると、このコサギは飛び去りました。たぶん、皇居のお堀に向かったと推定しています。

 各所にある花壇では、夏咲きの花が終わり、秋咲きに切り替わっている途中のために、園芸種で咲いている花が少ない感じです。

 花壇ではジニア(ヒャクニチソウ、百日草)がたくさん咲いています。



 このジニアの花には、小さなアブやハチなどが来ています。

 日比谷公園内にあるレストランの周囲では、シュウカイドウ(秋海棠)がいくつか咲いています。





 日比谷公園内に点在する森の中では、点々と咲いていたヒガンバナは花が終わっています。

 日比谷公園内にあるテニスコートの側では、ヒガンバナがよく咲いています。







 日比谷公園内にあるテニスコート周辺は、テニスを楽しむ方以外はあまり近づかない場所なので、ここのヒガンバナはひっそりと咲いています。

 東京都内の都心部でも、ヒガンバナはいくらか咲いています。

埼玉県川越市大字下老袋を流れる入間川の土手では、ヒガンバナが咲いています

2016年09月28日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市大字下老袋にある川越運動公園の東側を流れている入間川の土手では、深紅のヒガンバナが群生して咲いています。

 川越運動公園は、弊ブログで時々、ご紹介している川越市の伊佐沼(いさぬま)のいくらか東側にあります。

 この川越運動公園のさらにいくらか東側には、荒川の支流の入間川(いるまがわ)が流れています。かなり川幅があります。

 この入間川の延々と続く土手では、深紅のヒガンバナがたくさん咲いていました。





 この土手は、下草刈りを一度済ませたようで、その草原にヒガンバナの花が多数、延々と咲いています。





 まだ蕾も多く、ヒガンバナの花は当分、咲き続けそうです。





 この土手は日当たりがいいようですが、今がヒガンバナが開花したちょうど見ごろの時期です。

 この土手近くでは、カキの木が実を付け始めていました。



 もうすぐ本格的な秋本番の様子です。

 実は、この入間川のすぐ東側では、荒川が並行して流れています。この上流部ではいくらか離れて、ほぼ並行して流れています。



 荒川と入間川は10キロメートルほど並走して流れ、その後は荒川に合流します。

 今回、ヒガンバナが群生して咲いている入間川のいくらか上流側には、関東地方の主要な環状国道である国道16号が通っており、そこでは入間川と荒川を渡ります。

 この入間川と荒川を渡るためにかかっている橋は、時速60キロメートル強で、抜けるのに10分以上かかります。埼玉県の地元以外の方の運転者は橋を渡っていると気がつかない方も多いと思います。

 環状国道である国道16号は、神奈川県の横浜市から始まり埼玉県を回り、最後は千葉県千葉市まで回る首都圏の主要な環状道路です。

埼玉県比企郡吉見町のさくら堤公園では、ヒガンバナの花がたくさん咲いています

2016年09月27日 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡吉見町を流れている荒川近くのさくら堤公園は、お彼岸の時期にヒガンバナの花がたくさん咲く名所です。

 さくら堤公園は、全長1.8キロメートルの堤の両側斜面にソメイヨシノの並木が植えられ、その真ん中の上部をサイクリングロードが通っています。

 今年は、深紅のヒガンバナ(彼岸花)の開花の最盛期はたぶん、台風16号通過による秋雨前線による長雨だった先週のようでした。ソメイヨシノの並木の木陰の分だけ涼しく、その分だけ開花が早かったようです。

 深紅のヒガンバナは多数、自生していることから、次々と蕾が咲くようで、花はまだ見ごろです。







 たくさん咲いているヒガンバナの花の蜜を吸いに、カラスアゲハが来ています。



 このカラスアゲハは、野鳥に襲われたようで、羽根がかなり破けています。

 別に登場したカラスアゲハは、羽根がそれほど痛んでいません。



 さくら堤公園の両側は、ほとんどが田んぼでイネが黄金色に色づき、稲穂(いなほ)が実っています。



 実は、このさくら堤公園で咲くヒガンバナの花は、白色、黄色、うすいピンク色などの多彩な色のヒガンバナの群生地であることが特徴です。

 さくら堤公園で咲く多彩な色のヒガンバナの花は、一足先に咲いて、花期を終えたようです。

 その名残の花です。





 今年は残念ながら、多彩な色のヒガンバナの花には出会えませんでした。

 多彩な色のヒガンバナの花がたくさん咲いている風景は、弊ブログの2014年9月16日編をご参照ください。