慶応義塾大学連携型起業家育成施設の慶応藤沢イノベーションビレッジ(SFC-IV、神奈川県藤沢市)は、11月下旬に東京都港区で、アントレプレナーシップ・セミナー「起業にまつわる『ヒト』と『カネ』のお話」という刺激的なタイトルのセミナーを開催しました。
このアントレプレナーシップ・セミナーはパネル・ディスカッション形式でした。パネリストのお一人は、IT(情報技術)系ベンチャー企業のコロプラ(東京都渋谷区)の取締役副社長を務める千葉功大郎さんです。
パネル・ディスカッションの司会は慶応大学SFCのインキュベーション・マネージャーの広川克也さんです。
コロプロは、スマートフォン向けのゲームアプリ「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」のダウンロードの累計数が11月中旬に1300万を超したことなどで注目されている企業です。毎日、テレビでゲームアプリのCM(コマーシャル)が流がされています。
2008年10月に、グリーにいた現・代表取締役社長の馬場功淳(ばばなるあつ)さんがコロプラを創業した時に、千葉さんは創業メンバーの一人として「携帯電話機のGPS(全地球測位システム)情報などを利用して得点をなどを稼ぐ位置情報ゲームを提供する事業を始めた」そうです。
慶応大学環境情報学部を卒業してリクルートに入社し、WWWなどのインターネット事業に関わった千葉さんは、いくつかの企業を経て、いよいよIT系ベンチャー企業を創業しようと考えます。
この時に、馬場さんが個人として2003年5月から始めたWebサイト「コロニーな生活」を思い出します。COO(最高執行責任者)として、馬場さんをCOE(最高経営責任者)に据えて、位置情報ゲーム事業を一緒に始めます。
位置情報ゲームを提供する事業とは、個人各人のGPS情報を用いた位置情報を利用する旅行ゲームや観光旅行での個人の行動傾向分析などの分析データを提供するものです。
千葉さんと馬場さんは、以前に携帯電話機向けゲーム事業などを手がけていたケイ・ラボラトリー(現 KLab)で同僚だった経緯があり、顔見知りでした。千葉さん「大学を卒業し、新卒として就職したリクルートなどの会社では、将来起業する時の“同志”を探していた」と語ります。
コロプロは2011年からはiPhoneやアンドロイド向けなどのスマートフォン向けのゲーム事業に注力し始めたそうです。この時点から、創業メンバーで構成する経営陣は「スマートフォンという情報端末を活かしたエンターテインメント分野で、世界ナンバーワンを目指すという理念を共有している」とのことです。
コロプラは、創業時から「事業モデルはB to C(Business to Consumer )に徹すると決めた」そうです。「携帯電話機やスマートフォンのユーザーに課金する事業モデルに徹するという理念を、創業メンバーは共有している」とのことです。現在、300数10人いるコロプラの役員・社員のほとんどはITエンジニアやWebクリエーターなどだそうです。営業部員は千葉さん「ただ一人だ」そうです。
コロプラは、ケーム事業の成功などによって会社が成長しているため、当然、中途入社の人材を採用しています。千葉さんは「中途入社した方を、すぐにはマネージャーなどの管理職にはつけず、その人物の仕事ぶりをみて、同僚などがマネージャーにふさわしいとの声が出た時に、マネージャー職にするという基本ルールを大事にしている」と人事策を説明します。
千葉さんは、自分の考えを分かりやすく説明する能力に長けた経営者です。
このアントレプレナーシップ・セミナーはパネル・ディスカッション形式でした。パネリストのお一人は、IT(情報技術)系ベンチャー企業のコロプラ(東京都渋谷区)の取締役副社長を務める千葉功大郎さんです。
パネル・ディスカッションの司会は慶応大学SFCのインキュベーション・マネージャーの広川克也さんです。
コロプロは、スマートフォン向けのゲームアプリ「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」のダウンロードの累計数が11月中旬に1300万を超したことなどで注目されている企業です。毎日、テレビでゲームアプリのCM(コマーシャル)が流がされています。
2008年10月に、グリーにいた現・代表取締役社長の馬場功淳(ばばなるあつ)さんがコロプラを創業した時に、千葉さんは創業メンバーの一人として「携帯電話機のGPS(全地球測位システム)情報などを利用して得点をなどを稼ぐ位置情報ゲームを提供する事業を始めた」そうです。
慶応大学環境情報学部を卒業してリクルートに入社し、WWWなどのインターネット事業に関わった千葉さんは、いくつかの企業を経て、いよいよIT系ベンチャー企業を創業しようと考えます。
この時に、馬場さんが個人として2003年5月から始めたWebサイト「コロニーな生活」を思い出します。COO(最高執行責任者)として、馬場さんをCOE(最高経営責任者)に据えて、位置情報ゲーム事業を一緒に始めます。
位置情報ゲームを提供する事業とは、個人各人のGPS情報を用いた位置情報を利用する旅行ゲームや観光旅行での個人の行動傾向分析などの分析データを提供するものです。
千葉さんと馬場さんは、以前に携帯電話機向けゲーム事業などを手がけていたケイ・ラボラトリー(現 KLab)で同僚だった経緯があり、顔見知りでした。千葉さん「大学を卒業し、新卒として就職したリクルートなどの会社では、将来起業する時の“同志”を探していた」と語ります。
コロプロは2011年からはiPhoneやアンドロイド向けなどのスマートフォン向けのゲーム事業に注力し始めたそうです。この時点から、創業メンバーで構成する経営陣は「スマートフォンという情報端末を活かしたエンターテインメント分野で、世界ナンバーワンを目指すという理念を共有している」とのことです。
コロプラは、創業時から「事業モデルはB to C(Business to Consumer )に徹すると決めた」そうです。「携帯電話機やスマートフォンのユーザーに課金する事業モデルに徹するという理念を、創業メンバーは共有している」とのことです。現在、300数10人いるコロプラの役員・社員のほとんどはITエンジニアやWebクリエーターなどだそうです。営業部員は千葉さん「ただ一人だ」そうです。
コロプラは、ケーム事業の成功などによって会社が成長しているため、当然、中途入社の人材を採用しています。千葉さんは「中途入社した方を、すぐにはマネージャーなどの管理職にはつけず、その人物の仕事ぶりをみて、同僚などがマネージャーにふさわしいとの声が出た時に、マネージャー職にするという基本ルールを大事にしている」と人事策を説明します。
千葉さんは、自分の考えを分かりやすく説明する能力に長けた経営者です。