おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

人類にとっての試練二つ

2014年10月27日 07時15分14秒 | 社会


人類が危ない時に差し掛かっている。

二つの異常事態が不気味に進行しているのだ。

一つは「イスラム国」。文明の特に経済の進展が社会を二重構造化し、貧富の格差はどの先進国でも覆い隠せぬものになっている

高齢化の進行と都市への一極集中と地方の人口減少。少数の勝ち組を除いては若者の就職活動は厳しいし、就いても給与条件が良くない。
一方、高齢者は老齢化して体が利かなくなるので職がなく無給で年金暮らし。そして増税と年金額の減少化。

二重の下にいて社会に不満を持つ人間がどんどん増加して行く。

先の北大生は生きる意味を見失っていた。どうせ自死する命だから「イスラム国」に入ってその命を戦場で生かしたいーと。

イギリスでもアメリカでもカナダでもオーストラリアでもテロが現前の恐怖をなっている。

もう一つが「エボラ」。

特効薬が今のところない!それに病気の致死率と感染力の強さを考えると、アフリカのみの問題ではなくなった。

患者が1万人を超え、患者の治療をしていた医師、看護師、ボランティアがアメリカで感染が確認され死者まで出ている。

経済活動では物資の流通や人間の移動をストップさせることは困難。日本だって「内心危ないなあー」と思っている番組「セカホン」もアフリカ取材が続いているようだが大丈夫か?

大西洋を挟んでヨーロッパ、そしてお隣の中東諸国。お金持ちの数も多いので彼方此方セレブの豪華旅行をしている。キャリアもその内に含まれてくるだろうから、感染が世界にあっという間に拡がるのは当たり前。

この異常事態に人類が遭遇して、眼前の難敵をどう打ち破るのか。叡智を結集し、団結して事に当たらなければならない。