昨秋の垂玉温泉の秋色
初めて落語を聞いて楽しんだ。
たまたまチラシに入っていたスポーツ施設の催し事で、落語が何と無料で聞けるというので、すぐ電話で申し込んだ。
今日がその日だった。阿蘇のアゼリア21という温泉プールが自慢の施設で、行われた。
定員60名、小さな会場で落語家は「ただというから2枚目か3枚目だろう」と思っていたら、桂春蝶といって後で調べると
関西ではかなり名の知れた噺家だった。
何しろ最初のつかみから客の心をしっかり握った。
途中でハプニングもあった。
何と一部の客が騒ぎ始めたと思ったら、何と天井からヤモリが落ちてきたのだった。
春蝶はこれも慌てず騒がずネタにしてわらいにしてしまった。
落語も決して手を抜かず古典をしっかりやってくれ、面白かった!!
全国で800人の落語家がいるということだったが、数少ない芸能者、しっかりその道を磨き、守護してもらいたい。
春蝶さんをネットで調べるとちゃーんと阿蘇講演会のこと、「ヤモリ事件」が彼のブログに掲載されていた。
読書
今週の読書。風間真知雄「耳袋秘帖 深川芸者殺人事件」、早乙女貢「剣鬼 葵紋之介」、宮部みゆき 「初ものがたり」
、藤沢周平「秘太刀馬の骨」、村上元三「真田十勇士」。
この中では宮部の作品がよかった。今真田丸をやっているので、「十勇士」を読んでみたが完全フィクションで実に楽しく
読むことができた。子ども時代の佐助やら霧隠才蔵、三好清海入道、さらには根津甚八、弁慶などがいて「懐かしいなあ」
と感じた。
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