凄い風と雨が降っている。
雨戸をしているけれど、その外側の風音がゴーゴーと聞こえてくる。
家が阿蘇南外輪山中腹にあるので、西風が山を越えて吹き下りてくる。
不気味な音で、隣接している杉林が恐らく大揺れになっているだろう。
「もし倒れたらどうしよう・・・」
便秘が治らなくて困っている。おなかを温めたり、マッサージしたり、浣腸まで
やってみけど、だめ!さあ今日で3日目だぞー
今週読んだ本。
多岐川恭「江戸の敵」、小杉健治「蘭方医・宇津木新吾 誤診」、幡大介「公事師卍屋甲太夫三代目」、
稲葉稔「糸針屋見立帖 逃げる女」。
いずれも五十歩百歩、どこか真相が不明なまま消化不良で終わっている。
「誤診」は日本医学史に興味をもっているので期待したけど、この中で出てくる理想の医師
村松幻宗の存在。ストーリーにおいても大きな位置を占めるのだが、彼の医療の特色ー貧乏人
からはお金を取らないし、しかも金持ちからも診療代を取らない。薬代ももちろん。
主人公は幻宗に憧れるのだが何故診療費を取らないで医療ができるのかという「
裏」が最後まで見えてこなかった。大藩の診療で「誤診」があってそこに原因があるのかな?と思わせるが
最後までよく見えなかった。
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