おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

田植えを手伝う

2013年06月24日 07時18分34秒 | 日記


現在住んでいる阿蘇郡南阿蘇村では田圃の田植えはすでに終わっている。

しかし、40年住んだ熊本市内は今田植えの真っ最中。昨日妻のいとこの田圃が田植えというので、手伝いに行ってきた

オヤジは食品(製麺)業を営んでいたので農業は経験がなく、私も今では「おやまファームランド」の主になって農作業に精励しているーといっても作物は売るために作っているのではなく自給用だが。田植えを手伝った経験は遠い昔1,2回あるだけ。

親戚皆集まるというので食べてもらおうと朝から畑の野菜を収穫して、泥を丁寧に洗い落とし箱に入れて持っていくことにした。

いとこは兼業で米とタマネギ、ジャガイモだけを作っている。葉もの野菜は喜んでくれる

気合を入れて準備して出掛けた。地下足袋、手拭、農業用帽子(写真あり!あれがいつもの農作業ファッションだ!)、手のひらがゴムの手袋、着替えを持って、妻はお握りと肉じゃがを作ってー

田植えの要領はこうだ。田圃はしっかり耕して、肥料も入れて水を張ってある。苗は専用の田圃に苗床を作り、広さに応じた量の苗が用意されすでに田圃の畦に並べてあった。苗は縦50cm、横30cm、高さ3cmほどのプラスティックの箱に育てられている。

昔はこれを人が一定量腰に用意した入れ物に入れそれぞれ手植えしていたのだ。もちろん今でも機械が入らない田圃は手植えする。水が張ってあるのでぬかるんだ泥土の中を腰を曲げながら植えていく。これは腰が痛くて堪らない

昨日は田圃が計5枚あって、全部四角形で5畝から1反くらいの広さがあり、機械を移動しながら植えた。機械はもちろんいとこが操作。

何を手伝うのかってー

これも初めての経験だった。機械植えなのでいっぺんに機械が4条植えていく。苗がなくなると補充しなければならない。箱から苗を外しこれを丸めて運転手であるいとこに手渡す作業を受け持つことになった。田圃に入って、機械が植えることができない角々、植えぞこなった場所に植えるのかと思っていたら、昨日は機械で植えるだけという。

小雨の降りしきる田園地帯で周りを見ると、どこも一家総出、日曜日ということもあり友人知人も助太刀に駆けつけていた。

皆で食べるお昼の美味いこと。

この作業を5時前までやって、阿蘇に帰り着いたのが6時半頃だった。

水稲栽培は実に効率がいい。狭い場所からも相当の量が収穫できるから、長年日本人はこれに取り組んできたのだ。但し、機械なのでお金がかかるし、昨日も途中故障して業者を呼ぶ場面もあった、手植えでは故障はないのだがー

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