ベッキーさんが不倫騒動で集団バッシングにあっている。そんな中、小保方さんの手記が出版された。やはり小保方さんに対しても未だに批判的な意見がほとんどだ。しかし小保方さんも、ベッキーさんもそれほどひどいことをしたとは思えない。なぜここまで言われなければいけないのか私には理解できない。
小保方さんについては、科学者として未熟だっただけであり、その未熟さは共同研究者である名のある先生たちが気づいていたはずである。少なくとも最初のSTAP細胞発見の華々しい記者会見の前に検証する責任は、一緒に記者会見に臨んでいた先生たちも同じようにあるはずである。それなのに小保方さんひとりを犠牲にしている状況は、とてもじゃないけど理解できない。
ベッキーさんだって単なる不倫であり、当事者同士の問題である。周りの人たちがここまで大げさに騒ぎ立てるような問題ではない。それなのにベッキーさんは殺人事件でも犯したような悪人扱いである。
これはあきらかに「いじめ」だ。
一度ターゲットができれば、つぎのターゲットができるまでは周りのみんなが攻撃し続ける。それに参加しない者は次のターゲットになるから誰も味方にならない。情けない世の中だ。
しょうがないから、私が味方する。小保方さん、ベッキーさん、こんなどうでもいいことで騒いでいる奴のほうがよっぽどあなたがたよりも下等な人間だ。そいつらは空気を読むことばかりが得意であり、空気を読んでいることを自分でも気づかず自分の意見だと思っているばかな連中ばかりだ。
誰だって何度も失敗し、それに苦しみつらい思いをしながらも、そこから多くのことを学び、もう一度立ち上がる。あなたがたもそれでいい。生きているのがつらくなるほどの失敗ではない。そこまで追い詰められるほど悪いことをしているわけではない。
そんなに苦しまないでいい。がんばってください。
もちろん、見ず知らずのわたしのような人に味方されてもなんの意味もないだろう。しかし、本当はわたしのように思っている人のほうが多いはずだ。