2016年3月12日 利根大堰
利根大堰は左岸は群馬県邑楽郡千代田町、右岸は埼玉県行田市の利根川河口から154キロ地点にある水資源機構が管理する取水用可動堰で、1968年(昭和43年)に建設されました。
利根川上流ダム群で放流された水の大半はここで取水され武蔵水路、埼玉用水路、見沼代用水路、邑楽用水路、行田用水路の5つの水路により東京都、埼玉県の上水道、工業用水、および流域の灌漑用水に利用されています。
埼玉県の上水道の大半、東京都の半数近くが利根大堰で取水されており、首都圏上水道の心臓部ともいえる施設です。
利根大堰は武蔵大橋として県道20号が通っており埼玉と群馬にまたがる幹線道路にもなっています。
右岸埼玉側から
堰手前の右岸に取水口があります。
今回は工事中のため接近することができませんでした。
魚道
右岸下流側。
須加樋管 取水口からの水はここに出ます。
須加樋管から出た水は沈砂池を流れます。
沈砂地を経て各用水路へ分水されます。
魚道観察室入り口
休日でも観察できます。
魚道観察室
あいにくこの時期は遡上する魚もいないが、春になればサクラマスなどの遡上が見れるようです。
利根大堰
左岸 群馬県邑楽郡千代田町上中森
右岸 埼玉県行田市須加
利根川水系利根川
MB
AWI
692メートル
水資源機構
1968年
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