2016年2月11日 石小屋ダム
石小屋ダムは宮ケ瀬ダムの直下にある国交省関東地方整備局相模川水系広域ダム管理事務所が管理する多目的重力式コンクリートダムで、宮ヶ瀬ダムと同じ2000年(平成12年)に竣工しました。
宮ヶ瀬ダムの逆調整池のほか、宮ヶ瀬ダムと連携して不特定利水、上水道の供給を目的とするほか、河川維持放流を利用して神奈川県企業庁愛川第二発電所で最大1200キロワットの発電を行っています。
当初ダム便覧では『宮ケ瀬副ダム』で登録されていましたが、2021年(令和3年)の改編で石小屋に変更されました。
全面越流式
中央に予備ゲートが見えますのでこの下に発電所への取水口があるんでしょう。
越流面
型枠を使った石積風のデザインです。
下流から。
石積風の堤体のデザインに合わせて天端も凝ったデザインになっています。
減勢工
堤体だけじゃなく導流壁も石積風で統一されています。
左岸にあるのは発電所からの放流口です。
3243 石小屋ダム(0230)
神奈川県愛甲郡愛川町半原
相模川水系中津川
FNWP
G
34.5メートル
87メートル
557千㎥/386千㎥
国交省関東地方整備局
2000年
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