2016年1月10日 八百津郷土資料館 旧八百津発電所貯水槽
八百津発電所は1911年(明治44年)に当時の名古屋電力木曾川発電所として竣工、当時は7500キロワットの発電を行っていました。
その後電力会社の合併連衡を経て東邦電力の所有となり日本発送電を経て戦後は関西電力が継承しました。
1974年(昭和49年)に運転を休止、設備は八百津町に譲渡され、1988年(昭和63年)に八百津郷土館として開館、1998年(平成10年)に発電所及び貯水槽は国の重要文化財に指定されました。
旧八百津発電所建屋。
現在は八百津郷土資料館となっています。
1917年(大正6年)に増設された放水口発電所。
当時は1200キロワットの発電を行っていました。
放水口発電所への取水口。
放水口発電所の発電機。
放水口発電所建屋。
資料館内部。
八百津発電所の発電機が当時のまま並んでいます。
旧発電所の裏山にある貯水槽
当時はここから発電所まで水圧鉄管が伸びていました。
取水ゲートと余水路。
取水口にはスクリーンがあります。
余水路
明治時代からの発電施設を学べる貴重な施設です。
こちら方面に足を延ばす機会があれば何度も訪問してみたいですね。
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