ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

金沢調整池副堤

2023-04-03 18:00:00 | 福島県
2015年12月20日 金沢調整池副堤
2023年 3月19日
 
金沢(かねざわ)調整池副堤は福島県郡山市田村町金沢の阿武隈川水系上石川左支流にある灌漑目的のアースフィルダムです。
金沢調整池三春ダムを水源とした農業用水の調整池で、郡山市東部土地改良区が管理をしています。
調整池がサーチャージ水位まで貯留した際に貯水池南側から水が溢れてしまうため、主ダムのほかに高さ22メートル、全長152.2メートルの副ダムが設けられています。
金沢調整池副堤には2015年(平成27年)12月に初訪、2023年(令和5年)3月に再訪しました。
写真は日時記載以外はすべて再訪時のものです。
 
堤体は犬走を挟んで2段構成
手前の建屋は浸透水観測所。


副ダムのため洪水吐はありません。


天端はアスファルト舗装されていますが、ゲートがあり徒歩のみ開放。


天端から
副堤周辺は郡山市東部森林公園として整備されましたが、現在除染物資の仮置き場となっており公園は立ち入り禁止。
ダム直下には駐車場もありますが閉鎖中。


貯水池越しに主堤と管理棟を遠望
管理棟は郡山市東部土地改良区の事務所になっています。


ズームアップ。


上流面はロック材で護岸。(2015年12月20日)
 
主堤から遠望。
 
3346 金沢調整池副堤(0131)
福島県郡山市田村町金沢
阿武隈水系上石川
22メートル
152.2メートル
1371㎥/1331㎥
郡山市東部土地改良区
2001年


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