2016年4月16日 印内耕地整理池
印内耕地整地池は長野県佐久市印内、合併前の望月町の北端にある灌漑目的のアースフィルダムです。
大正時代に耕地整地組合(農地所有者の組合団体)によって建設され、現在は御牧ヶ原台地土地改良区が管理をしています。
なお長野県のため池データベースには該当する溜池は登録されていません。
左岸から
池の周辺はバブル期に別荘地として開発され、別荘が点在しています。
貯水池奥には望月温泉みどりの村がありその建物が垣間見えます。
天端と堤体
下流面は秋に刈り払われたようです。
ダム湖(悠玄湖)
右上に別荘が見えます。ダム湖奥に竣工碑と取水設備があるようですが、そこへ向かう道は立入禁止でした。
天端からは北アルプスが遠望できます。
春霞で鮮明に見えないのが残念。
池のすぐ上にフィールドアスレチックののコースがありますが、あまり使われていない雰囲気。
ダム便覧によれば普段は水をポンプアップして貯水し、田植え期に利用するというシステムだそうです。
左岸に小さな洪水吐があるとのことですが、気がつきませんでした。
3432 印内耕地整地池(0311)
ため池データベース
長野県佐久市印内
信濃川水系大門川
A
E
15.4メートル(ため池データベース 2.6メートル)
100メートル(ため池データベース 63メートル)
36千㎥/36千㎥
御牧ヶ原台地土地改良区
1922年
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