ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

大滝堰堤

2016-10-11 14:22:22 | 群馬県
2016年10月8日 大滝堰堤
 
大滝堰堤は群馬県利根郡片品村の小川にある東京電力リニューアブルパワー(株)の発電目的の重力式コンクリート型式の堰堤です。
堤高11メートル超と河川法上のダムの要件は満たしていませんが、ダム便覧に参考掲載されているため訪問しました。
ダム便覧ではここで貯留された水は下流の幡谷発電所で使われると書かれていますが、地図を見ると大滝調整池から幡谷発電所への直接の水路は見当たりません。
大滝堰堤で片品川の河川水量の季節変動を平準化し、年間を通して安定した発電を行うための調整池と思われます。
 
まずは堰堤左岸からアプローチしますが立入禁止。
 
堰堤下流の橋からは木の枝が邪魔で堰堤は見えません。
辛うじて魚道が見えます。
落葉したら堰堤が見えるかも?
 
右岸からはこれが精一杯。
 
国道401号線の尾瀬大橋からダムを見ることができました。
 
2門のゲート、左岸の堤体上流面は練石積。
 
S015 大滝堰堤(0630)
群馬県利根郡片品村大字鎌田
利根川水系小川
11.021メートル
87.914メートル
東京電力リニューアブルパワー(株)
1927年


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