ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

久々野防災ダム

2016-10-18 12:01:13 | 岐阜県
2016年10月15日 久々野防災ダム
 
久々野防災ダムは左岸が岐阜県高山市一之宮町、右岸が同市久々野町無数河の一級河川木曽川水系飛騨川右支流無数河川にある農地防災目的のアースフィルダムです。
農林省(現農水省)の補助を受けた県営防災ダム事業久々野地区によって1974年(昭和49年)に竣工しました。
運用開始後は当時の久々野町が、その後の市町村合併により現在は高山市が管理を受託し久々野川下流域の農地防災を担っています。
 
飛騨一宮から県道98号を進み道の駅『モンデウス飛騨位山』を過ぎると久々野防災ダムが見えてきます。
県道は洪水吐を渡ります。
洪水吐と取水口からの導水路が合流します。
 
堤体下流面。
 
右岸の駐車場に車を止めて見学をします。
ダム湖のあららぎ湖周辺は公園として整備され釣りやウォーキング、登山、キャンプなどが楽しめます。
奥は日本200名山の位山。
 
天端は歩行者のみ通行可能。
ちょうど標高1000メートルにありススキが見ごろ。
 
ダム湖(あららぎ湖)
ボートが2漕、釣りを楽しんでいます。
 
堤体直下も遊歩道などが整備されています。
 
天端はアルプス展望台
正面に槍から穂高が一望できます。
 
堤体下流面
奥は船山。
 
上流面。
 
洪水吐。
 
天気が良かったせいもありますが、ダム周囲はきれいに整備され居心地もサイコー。
時間が許すなら日が暮れるまでここでのんびり過ごしたい、そんな久々野防災ダムでした。
 
1113 久々野防災ダム(0648)
左岸 岐阜県高山市一之宮町
右岸     同市久々野町無数河
木曽川水系無数河川
28メートル
338メートル
1462千㎥/1272千㎥
高山市
1974年


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