ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

持越池

2017-01-17 14:01:49 | 三重県
2017年1月3日 持越池
 
持越池は三重県多気郡大台町にある灌漑用アースダムでダム便覧によれば1877年(明治10年)に下真手地区により建設されました。
現在も下真手地区が管理を行っています。
持越池周辺は真手公園として整備され、堤体直下や溜池をまたぐ橋の上に東屋がつくられています。
 
宮川沿いに走る県道31号の亀谷バス停の先を西に折れ真手公園の標識に従って集落を抜けると持越池に到着します。
堤体直下は公園として整備されています。
桜の木が多いので花見のころには周辺住民で賑わうんでしょうね?
 
堤体基部の取水口からの底樋吐口。
 
下流面
右岸に階段があり歩いて堤体を登れます。
 
上流面
維持積みで補強されています。
アヒルが2ファミリーほど泳いでおり近づいても逃げないので餌付けされてるようです。
 
洪水吐。
 
天端。
 
天端中央にある斜樋。
 
天端からの眺め
今は冬枯れですが花見や新緑の頃はまた違った景色が広がるんでしょう。
 
池は総貯水容量6万立米。
湖岸にも桜が植えられています。
 
池をまたぐ橋
車道になっており中央に小さな東屋があります。
道路はさらに上流にある溜池に続くようです。
 
1291 持越池(0812)
三重県多気郡大台町下真手
宮川水系宮川
16メートル
60メートル
下真手地区
1877年


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