小島教育研究所

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ウィルスが変える社会構造。隕石の衝突が恐竜たちを死滅させたように、新型コロナウィルスがこれまでの社会システムを劇的に変える。

2020-04-19 | 武漢発パンデミックからの脱却
新型コロナウィルスにより、世界の各国はパンデミックに襲われている。

1.交通網は移動制限の為に大きな被害を受けている。(鉄道、バス、タクシー、飛行機)
2.多人数が集う催し物は開催が禁止、自粛を要求されている。(野球、テニス、サッカー、ゴルフその他のスポーツ。演劇、各種コンサート、ライブハウスなども営業を余儀なく禁止されている。)
3.一般の会社組織も企業活動を禁止され、社員は自宅待機を命ぜられている。(テレワークが推奨されているが、我が国の実施率は約9%と諸外国と比較してかなり遅れている。)
4.学校も大学レベルで遠隔授業がこの度の事案で、ようやく開始され始めた。現時点で小中高の遠隔授業取組の指示は、文部科学省からは出ていない。一部私立の中高一貫校、公立高校で遠隔授業が模索され始めた。生徒の学力保障の為に、政府は指針の方向づけと、その予算措置を組むべきだ。
今後、新型コロナウィルスによる影響は、平常授業が出来ないこと、定期試験が実施できずに評価が出せない。そのため、推薦入試、AO入試が実施出来ない。共通テストが実施出来ない。個別大学入試が実施できない。など、連鎖的な不具合発生が予想される。
5.大学に至っては、実験、実習が出来ないなど科目の認定に影響が及ぶことは必至である。

この難局を乗り切るためには、一人一人の英知が必要だ。

今回のパンデミック。その終息は3年から5年の期間を要するだろう。それでもなおかつ社会システムを改編しつつ維持、発展させることが我々の務めである。

その為にも、「Stay home! What you can do is to stay home. That saves your life and everyone's life.」



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