小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
東海生、名高生、半高生に最も読まれています。

久々の記事です。お待ちどうさまでした。

2013-05-27 | 日記

 この2週間というもの、世は様々な問題が矢継ぎ早に生起しています。日ごろ感じるよしなしごとを綴っておりますが、テーマが多すぎて、まとめている最中に次の問題が起きる、このサイクルが極端に早くなっています。(そう感じるのは、年のせいでしょうか?)

 さて、最近うれしいことは、以前お話しした、OCW(オープン・コース・ウェア)により、各大学・大学院の講義が自由に視聴できるようになったことです。約10年前にMITで始まったOCW。その発端に、一人の日本人学者が関係しています。(その件については、別の機会に譲ります。)いろいろな大学のどの分野を専攻するのか、真剣に検討をしようとする人にとって、これはまさに朗報といえます。事前に担当者の講義が聴けることは、大きな判断材料になります。現在はまだ玉石混交状態ですが、いづれ悪貨は良貨に駆逐されます。今しばらく待つがよかろう。

google 万歳 youtube 万歳 偏在する知識の集積に、多大な貢献、ありがとう。これからも宜しく。

 

 


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携帯端末はどこまで普及したか。世界の人口を70億人とした場合、その普及率は、ご存知ですか?

2013-05-13 | コンピュータよもやま話

携帯端末は、2011年時点で、60億台を超えています。普及率は80%を軽く超えていることになります。

(もっとも、多くは、プリペイド式だそうです。)

通信方法は日本と、韓国が独自仕様で、その他146カ国は別の規格(欧州仕様)である。

最近でこそ、スマートフォンが急速に伸びて、LTEの整備も急ピッチで進んでいる日本であるが、独自端末で独自仕様。気がつけば

携帯の鎖国状況が続き、「携帯のガラパゴス化が蔓延していた。」

スマートフォンは携帯世界での「黒船」だった。

携帯の普及がコミュニケーションに及ぼした影響を、そろそろ検証する時期が来たのではなかろうか。

コミュニケーションの質的変化に着目したい。

 


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連休中の出来事。長嶋茂雄、松井秀樹両氏の国民栄誉賞受賞について。

2013-05-08 | 日記

 5月5日の東京ドームで行われた受賞式を見ながら、思ったことをオムニバス形式で以下に記す。

・長嶋さんの受賞は少し遅すぎたかな。

・昭和34年の天覧試合における、サヨナラホームランはさすがにリアルタイムでは見ていなかった。

・長嶋さんの華麗な守備とチャンスに強いバッティングが魅力的だった。

・引退試合を見たのは、板橋の親戚の家だった。

・かつて巨人の大ファンだった自分を思い出した。中でも長嶋さんはいの一番に好きだった。

・小学生の時、気がつけば野球をやっていた。(少年チームで3年生ながらレギュラーだった。)

 守備は、セカンド、ショートと外野はどこでも守った。足が早かったので、フライは大抵好捕した。

 

・松井君の甲子園での5連続敬遠は、リアルタイムで見ていた。高校野球でそこまで勝負にこだ

 わるなよ。

・巨人での活躍は目を見張るものがあった。

・ニューヨーク・ヤンキースでも目覚ましい活躍だった。

特に、ワールドシリーズでは松井君の活躍で優勝出来といっても過言でない。

チャンスに強いのは、指導者譲りなのだろう。

・監督ばかりでなく、選手からも敬愛されていた。

 

長嶋さんの夢を実現したのは、松井君だった。長嶋氏が大リーグ入りを希望していたと知る人はいまい。自分の立場を考え、大リーグへの移籍を諦めた長嶋さんだからこそ、愛弟子の松井君に大リーグ挑戦の夢を託したのだろう。ミスタープロ野球の長嶋さんだから、ミスターと呼ばれ続けた。松井君は見事に長嶋さんの夢を実現した。

遠からぬ将来、再び指導者として、我々の前に現れることを、私を含めて多くの国民は望んでいます。松井君、今後の活躍を心より希望いたします。

長嶋さん。夢を与え続けて下さってありがとうございました。お体に気をつけ、野球界の発展に今後もご尽力ください。

 

 


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連休中は普段できないことが出来ました。

2013-05-07 | 日記

もういい年なので、後進の方々のためになることをしなくてはなりません。

今は数学書の翻訳作業を始めました。誤植を発見したり、訳語の工夫をしたり。

同じような英文でも、訳し方が微妙に変化していることんに気付きました。

気分で訳しているのを自己発見できました。

パソコンによる数式入力も、以前より格段に改善され、手書きよりも圧倒的に早く、正確に翻訳作業が進んでいます。数学を専攻する人の参考になれば幸いです。

 


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猪瀬東京都知事発言について。

2013-05-02 | 日記

 新聞をはじめ、マスコミの取材について。

大多数の記者は、良識もあり、偏った聴き方をすることはない。しかし、はじめから、誘導先が決まっているとき、誘導質問をすることがある。はっきりと、「この結論」に導きたいという意図が記者にあれば、なおさら、誘導質問になりやすい。また、インタビューを部分的に繋げて、まったく逆の発言をしているように、編集することも可能だ。とくに気をつけるべきは「Yes、No」で答えさせる質問だ。

「Yes,Yes、Yes」と答えさせて、反対意見にも、「Yes」とつい言ってしまう習性を逆用するケースがある。ご用心、ご用心。

 おそらく、今回も記者と世間話をしているとき、思わず「イスラム圏の国々は仲が悪くて喧嘩ばかりしていますね。」の問いかけに、「Yes」と言ってしまったのではないでしょうか。

 もっとも、IOCも今回の猪瀬都知事の発言を問題視しないと早々とコメントを発してくれた。

やれやれ、といったところだ。

皆さんも、日頃からご自身の発言にはご注意ください。

 

 

 


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数学の問題はどのように解いたらよいか。数研(青チャートP290)重要例題17番について。

2013-05-01 | 数学問題解説
新1年生からの質問がありました。
チャート・レベル4問題です。

問題 文字aとbをいくつか並べた列のうちで、bが隣り合わないものだけを考える。
文字がn個並んだものを「長さnの列」と呼ぶとき
(1)長さが3の列、長さが4の列はそれぞれ何通りあるか。
(2)長さ5の列で、aで始まる列は何通りあるか。また、長さ5の列で、bで始まる列は何通りあるか。
(3)長さnの列の個数をf(n)とするとき、f(n+2)=f(n+1)+f(n)が成り立つことを示せ。
                                   [津田塾大学]

この手の問題は、「とにかく、具体的に考える」ことです。
具体的に書き出してみましょう。

(0)として、長さ1の列、長さ2の列で考えてみましょう。

長さ1の場合。  a, b の2個ですから、f(1)=2となります。
長さ2の場合。  aa, ab, ba の3個ですから、f(2)=3となります。

(1)
長さ3の場合。 最初の一文字目は、a か b ですね。

       aから始まり、あと2文字並べればよいですね。
       この場合、aaa, aab, aba の3通り有ります。

       bから始まる場合は、次には必ずaが来ますね。
       つまり、baから始まり、あと1文字並べれば良いですね。
       従って、baa, babの2通り有ります。

       従って、3+2=5 より 5通りとなります。f(3)=f(2)+f(1)が成立しています

長さ4の場合。 最初の一文字目は、 a か b ですね。

       aから始まり、あと3文字並べれば良いですね。
       この場合、aaaa, aaab, aaba, abaa, abab の5通り有ります。

       bから始まる場合は、baから始まると考え、あと2文字並べれば良いですね。
       この場合、baaa, baab, baba の3通り有ります。

       従って、5+3=8 より 8通りとなります。f(4)=f(3)+f(2)が成立しています

ここまでくれば、チャートの解説が理解できると思います。

では、頑張って学習を進めて下さい。

By マリオ











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