小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
東海生、名高生、半高生に最も読まれています。

人生に新しい大学を、東京通信大学。来春開学予定。卒業費用、62万円。

2017-09-14 | 進路について
新しい通信教育の大学が来春開講する。
母体は、学校法人日本教育財団。旧モード学園。理事長は谷勝氏。ご当地、名古屋を発祥とする学校だ。傘下に、HAL、医専を擁する。来春、通信制の大学を開学する。
開学当初は、次の2学部体制で臨む。

情報マネジメント学部
人間福祉学部

講義は1時間を4分割し、15分×4+小テストを8セットで1単位とする。
15分単位の動画講義は、隙間時間の有効活用を狙っている。
教授陣も、情報教育の筧捷彦教授、愛知教育大前副学長の都築繁幸教授と多彩な布陣だ。

費用も、入学から卒業まで62万円と低減されている。
内訳は、
入学金 20.000円
授業料 1年次 180.000円
2年次 180.000円
3年次 80.000円
4年次 80.000円
学籍管理
料金年額 20.000円

1年次合計 220.000円

入学から卒業
まで 620.000円

授業の視聴はスマホ、タブレットなどで可能。通勤、通学の隙間時間の有効活用によって大学卒業。
この分野の老舗の放送大学とは一味違ったシステムの通信制の大学の誕生だ。

正課生、科目等履修生、聴講生、特修生とニーズにあった学習形態が選べるのも嬉しい。

ユニバーシティ イン マイ ポケット

既に大学を卒業した方でも、科目等履修生で新たな分野にもチャレンジ出来ます。




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この頃思うこと。世の中がICTのお陰で、ずいぶん便利になりました。

2015-03-11 | 進路について
最近のIPA(情報処理機構)の試験制度を調べてみました。インターネットの時代だけあって、問題の解説サイトもあり、学習ツールに事欠きません。
基本的なITパスポート試験、基本情報処理技術試験、応用情報処理技術試験とグレードが次第に上がっていきます。午前の基礎問題と、午後の記述問題とそれぞれ趣向をこらした問題がそろっています。情報処理技術を身に付けたい人には絶好の試験です。ぜひチャレンジしてください。(文系理系は関係なしです。)
午前の問題は1題2分弱で解かねばならないのに、何と10分超の時間をかけて解説しているサイトがありました。なるべく短時間に解ける方法を提示してほしいものです。

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初めに、希望ありき。目標を定めて、ギリギリまで頑張ってみると、道は拓ける。

2014-09-25 | 進路について
 安易な選択をせず、自己に厳しくすることが、希望の実現を生むのではないでしょうか。高3生徒は、いよいよこれからが正念場です。なんとかしなくては、ならないところまで追い込まれて、初めて本当の実力が試されます。ゆるぎない自信は、たゆまぬ努力の上に養成されます。今何をすべきか、心静かに思いを馳せよう。

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はじめに、進路決定ありき。目標を定めよ。自ずとやるべきは決まってきます。

2014-05-31 | 進路について
 文系理系の別。また学部の別をしっかりわきまえて、志望コースを決めたいものです。
この志望コースの決定が速ければ早いほど、第一希望の大学に入学できるケースが多いようです。身近な先輩の大学進学実績を参考にし、時にインタビューを交えてヒアリングを重ねてください。、
 自身の経験でも、慶應義塾大学の在籍者へのインタビューが希望進路の決定に大きな役割を演じたように思います。

 さて、希望の大学に入学はしたものの、もっと別の大学もあったのではないか、という贅沢な悩みを持つ人もいます。しかし、大事なことは、与えられた条件で最善を尽くしたのだから、後悔はないはずです。
 今年も、こんなことがありました。
 兄は、公立高校から、国立のA教育大学の数学コースに在籍。ご本人は、高校2年生で一時期、兄と同じ大学を目指そうとした時期がありました。しかし、当人の希望はあくまでも国立のN大学工学部。伸び悩みの時期だったのだろうが、彼の尻を叩いてやった。「そんな気迷いでどうする。初心を忘れるな。」今春の大学入試で、彼は見事にN大学工学部にめでたく合格した。「弟がついに兄を超えた」瞬間だった。
 どうか、皆さん、現実は大切ですが、この現実が未来永劫に続くわけではないのです。
常に自分の殻を破ること。「自分の最大の敵は自分自身なり。」とまさに名言です。誰の名言かって? もちろん、マリオ先生の名言ですよ。

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中国、韓国そして日本の将来。苦境に立つ日本企業。(シャープ、パナソニックその他)

2012-11-09 | 進路について
中国経済に翳りが見え始めた。とはいえ、世界経済の牽引車たる中国の動静は見逃せない。来週には、新しい指導者に交代する中国。「内需拡大と貧富の差解消」が当面の目標となろう。
中国の家電メーカーであるハイアール。パナソニックとサンヨーの合併で、ハイアールに転じた日本人技術者も多い。ここにきて、白物家電を扱う企業が、軒並み大きな損失を出している。他には、シャープ、ソニーが厳しい状況にあり、存亡の危機もささやかれ始めている。
一方、東芝はじめ、日立、三菱は不況が無縁のようである。これはどうしたことだろう。一度原因を考えて見よう。

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日本の航空機産業の将来は明るいか。(MRJとHondaJet)

2012-11-09 | 進路について
第二次大戦(太平洋戦争)後、日本の航空機産業は独自の航空機製造は暫く出来なかった。戦後20年を経て、YS-11がやっと認められた。そのYS-11も役目を終え、次期日本製航空機が待たれているが、その中にあって、表題の2機種が計画されている。

MRJ:三菱によるリージョナルジェット旅客機。
    ANA(全日空)が採用を決めている。

HondaJet:自動車の本田技研の子会社による、小型ジェット機。(当面日本での販
     はない。)先ごろアメリカでデザイン大賞を受けた。

詳しくは、それぞれの、ホームページをご覧下さい。

これから進路を考える中高生諸君も将来の就職先として航空機産業も視野に入れてはどうかと思います。自分自身が中高生の時に考えたことは「自分が活躍できる時期に、航空機を設計する機会はおそらく無いだろう。」でした。その結果は、まさに予想通りでした。しかし、今後は平和な空を飛び交う航空機産業は、ここ日本でも十分活躍の舞台があります。宇宙産業もまたしかりで、大いに期待できます。

HondaJetについて、一言。ジェットエンジンが主翼の上にある。え!?と思わせる。
         しかし、ホンダによれば、燃費その他20%以上の軽減効果がある
         と言う。常識にとらわれぬ、ホンダイズムがここでも、遺憾なく発
         揮されています。
          その昔、自動車はほとんどがFR車(フロントエンジン、リアド
         ライブ)であったが、ホンダは当初よりFF車(フロントエンジ
         ン、フロントドライブ)を推奨していた。
          爾来、気づけば世の大半がFF車になった。
         「先見の明」のホンダらしい実績です。他の航空機への影響が今か
         ら楽しみです。

         

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最近の大学生の就職状況について。(週刊朝日の過去の記事参照)

2012-09-06 | 進路について

インターネットの発達により、企業への就職活動も様変わりをした。

企業へのエントリーも、インターネットでエントリーシートに記入して簡単に終了。

一つの企業でエントリー者が30万人を越えるところもある。

では、どうやって企業は学生を絞り込んでいるのかを調査すると、どの企業も似たり寄ったりの方策をとっていることが判明した。

主な大学(15大学)在学の学生を優先して、企業説明会その他を行っているという。

では、その15大学はというと、東大、京大、慶應、早稲田、旧帝大、マーチ、関関同立あたりが占めているという。

大学、大学院終了後の就職を考えると、ますます知名度の高い、難関大学に入学することが、早道であることが判明する。

頑張れ、受験生!

 


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誰の進路指導なんだろうか。教師主導型と生徒主導型

2012-07-06 | 進路について

一口に、進路指導といっても、色々な場面がある。

最終的な志望校決定まで、何回もの指導が入る。

筆者の見聞きした、進路指導あれこれを紹介する。

進路指導に絶大なる実績をほこるX先生。生徒の学力推移をよく把握して、直前期に志望校のランク・アップとランク・ダウンを積極的に敢行する。結果、生徒の現役合格率はかなり高いものとなる。(しかし、一部生徒、具体的に言うと、直前に1,2ランク・ダウンさせられた生徒からは、反発を食らう。涙を呑んで、第1志望から第2、第3志望に切り替えた生徒は、釈然としない思いを抱いて大学生活を送ることとなる。)

生徒の自主性を重んじるY先生。生徒が受験する学校には決してNOと言わない。「合格可能性は若干低いかもしれないが、頑張って受験してください。」おかげで、現役合格者が3名という記録を樹立したこともある。生徒任せ、生徒放任の典型。「責任は、生徒が取るんだか。現役合格率が低くても、いいじゃないか。」といった思いがある。生徒からはある意味「歓迎され」ている。しかし、学校の管理者からすると、1,2,3年のサイクルが取れないことがあり、当然評価は低くなるが、当の先生はご存知ない。なかなか、再度高校3年生を任せられないのは、担当クラスの浪人生が、全員大学入学しない限り、毎年複数年度の内申書を発行し続ける必要があり、事務量が半端でないことを管理職は知っているのだ。

さて、貴方の担任はどのタイプだろうか。冷静に見極めてください。

主人公は、どこまでも、貴方なのです。お忘れなく!

 

 


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共通の目標をもつ、友の存在。進路実現の強力な味方は友にあり。

2012-06-27 | 進路について

クラブでも、進路でも、共通な目標をもつ友に存在は大きい。

以下自分自身の体験を踏まえての記事です。

高校時代、はじめから理系志望であった。通常の定期試験では大いに友達の学習方法を参考とさせていただいた。

社会:『シグマ整理ノート』のおかげで、常に定期試験、実力試験でハイスコアをマークすることが  

    出来た。

数学:①チャートによる先取り学習のすすめ。(学校の進度より1~3ヶ月先の単元をチャート

     で自習をする。

    ②授業の前日には、授業の予習として「問、練習問題を10分ほどで解ききる。」

    ③復習はその日のうちに行う。(約10分ですませる。)

    ④定期試験対策、実力試験対策(内部試験、外部模試)を綿密に行うj。

     定期試験はチャートのレベル2,3まで。

     実力試験はチャートのレベル3,4まで。

    ⑤高2からは、数学、英語のZ会(通信添削)を始める。

    ⑥友のすすめで雑誌「大学への数学」を読み始める。

常に、情報に対するアンテナを張り巡らし、学習効果の効率アップを図ろう。

 

   


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各人のキャリアパスについて。(私の場合)

2011-10-05 | 進路について

将来の職業について、どの段階で決定するかについては、各人各様です。大雑把に自分を振り返ってみると、以下の通りです。

1.小学校のころ、医者に命を救っていただいたという意識がとても強く、卒業文集には「自分の夢として、医者になること。」を記載している。

2.中学生の頃、美術、数学、理科が得意で、中学3年卒業時には、建築家になることを第一希望としていた。

3.高校2年生で物理、数学のいづれかの研究者になろうとしていた。量子力学を調べると、これは全く数学ではないかと判断し、数学の学習を重点的に行うことにした。また、高校2年生の担任(英語担当)は1年間を当して、大学の各学部の学習内容から卒業後の進路までを毎ホームルームの時間ごとに分厚い資料を生徒に配布し、事細かに解説してくださった。その配布資料は、前年度の慶應義塾大学の学部紹介から、卒業後の具体的な具体的な進路が克明に記載されていた。なぜ慶應なのかとの質問に対し、担任は「どこの大学でもよかったのだが、日本を代表する大学の中で、就職状況の良い慶應義塾大学を選んだ。」と返答していた。

 そのガイダンスが効を奏してか、クラス45名中、二人が慶應義塾大学に進学した。(理系1名、文系1名。もちろん理系はこの私です。)

4.慶應義塾大学に入学。当時は現在のように学門に分かれておらず、初めの2年間は教養の2年であり、3年次から所属学科に配属しされた。5つあった学科のうち選んだのは数理工学科であった。2年次の夏休み後に、希望学科調査が行われ、第1希望から第3希望まで記入した。定員40名に対して、若干増の人数であったが、第一希望の数理工学科に入れた。ここで数学とコンピュータを徹底的に鍛えられ、4年次からは、数学コースとコンピュータコースの二つに分かれて研究室に配属された。この研究室への配属は、学生のの希望が最優先されるが、希望者多数の場合、研究室の指導教官から、条件がしめされた。私の希望したK教授は15名の学生が第一希望とした。K教授の出された条件は3年次の実解析の後期試験の出来と、1対1の口頭試問の二つを選考基準とし、定員は2名とするという、かなりきつめの条件でした。実解析の後期試験は2問のみ証明問題。ほぼ完璧な答案を書き上げ、口頭試問に臨んだ。口頭試問は実解析の後期試験に関連する内容の質問であったが、その場である不等式の証明ができるか。その評価の基準は何か、についての質問であった。無事口頭試問も終わり、結果は合格だった。

数学の研究者、教員になる目標のため、教職課程を履修し、4年次の5月に2週間の予定で教育実習を受ける。実習校は日吉の慶應高校だった。2年生に配属され、指導教官は普通部部長(慶應義塾普通部)のY先生だった。蛇足であるが、Y先生は後に東京理科大学の教授となられた。

2週間の実習予定が、結局3週間強の実習となった。このとき、数学の教師になろうと決意した。

 

 


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