司会者、俳優、書評家として有名な児玉清氏が先日亡くなられた。アタック25は日曜の平和な午後にふさわしい番組だった。最近でも、アンコール番組が再放送されている。(NHK大河「竜馬伝第7回遥かなるニューヨーク」)
なくなったあともその死を惜しむ声が絶えないのは、一重に氏の人柄の成せる技と言える。娘さんを癌で亡くしたことが影響してか、多くの女優さんから父と慕われるほど、周囲への配慮が自然に出来る方であった。その生き方がとてもダンディーで、男性からの支援支持が得られたことが人気の秘密であったのではと思います。週間ブックレビューはたまにしか拝見できなかったけれど、視聴するたびに思わず聞き入ることがたびたびありました。
あまり知られていないところでは、ラジオの人生相談での優しい人柄が忘れられません。(加藤諦三さんの番組その他)
児玉清さん、有難うございました。あなたのように立派な紳士になれるよう、少しでも努力をいたします。どうぞ安らかにお休みください。