小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
東海生、名高生、半高生に最も読まれています。

東海中学の募集定員、近年の変遷。

2017-08-26 | 東海(中高)見聞録
平成19年まで、1学年360名だった。
クラス構成は1クラス45名✖️8クラス

平成20年から、1学年400名に変更。
平成27年まで、1学年400名で推移。
クラス構成は1クラス40名✖️10クラス

平成28年から、1学年360名に戻す。

平成20年、21年の入学者に対して授業をしてみて、
クラスの下位の4名の増加により、教員の疲労度は増した。
授業のし辛さが感ぜられた。
年度末に、他校に転出する生徒が出始めた。学年で2.3名。
端的に言って、悪貨は良貨を駆逐する。







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東海学園交響楽団顧問、西村尚登先生ご退任。

2017-03-28 | 東海(中高)見聞録

この3月末にて、表題の通り顧問西村先生は東海学園をご定年により退職される。それに伴い、交響楽団顧問も同時に退任される。永きに渡り、ご苦労様でした。

先生のお声は落ち着きのある、低音の魅力に溢れたものでした。あの声で、英文を朗読されると、大方の方はきっと痺れます。

それはさておき、西村先生ご退任の後も、他の顧問が引き継ぐこととなる。数学科のS先生を中心とした集団指導体制がここ暫くは続くでしょう。


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伝説のカリスマ数学講師。河合塾数学科主任、浅野英夫先生は東海高校の数学科の主任でもあった。

2017-03-16 | 東海(中高)見聞録

現在、60歳以上でご存知の方も多いと思います。河合塾の数学主任の浅野英夫先生。次から次へと様々な解法を繰り出し、受講生をあっと言わしめる。数学的合理性に裏打ちされたその講義のエッセンスは、後に秘伝のオープンシリーズに結実することとなる。

筆者にとって、それはスーパーソリューションの宝庫だ。

例えば、図形と方程式分野の不等式の領域。境界線を描き、後は正領域、不領域を判定する方法など現在ではチャートの解法にもさりげなく自然に取り扱われている。関数の大小を利用した不等式の証明など枚挙にいとまが無い。

間違いなく、伝説のカリスマ数学講師の筆頭はこの浅野英夫先生だろう。

蛇足ながら、浅野英夫先生のお孫さんが、東海中学高校に在籍された。カエルの孫はカエルであり、定期試験、実力試験と数学に関してはいつもほぼ満点だった。当然、理系かと思いきや、祖父は祖父ですからの一言で、法学部へとアッサリ進学された由。現在は退職されたかつての担任談。

 

 


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2017年度大学入試の結果。東海高校、東大理科3類0名、京大医7名合格。

2017-03-15 | 東海(中高)見聞録

医学生の卵だけに、⭕⭕汚染を避けたのでしょうか。

やはり、東京は住める所では無いのでしょう。

賢明な選択です。

 

 

 


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東海中高名物、サタデープログラムの仕掛け人は社会科のH田先生。

2017-03-12 | 東海(中高)見聞録

東海中高の名を知らしめる名物行事は、記念祭とこのサタデープログラムだ。

  サタデープログラムでは、有志による実行委員会が組織される。総勢150名の中高生が活動の中心だ。この講師の先生にお話を伺いたいと思えるような講師を選定する。日程、その他の打ち合わせは原則実行委員の生徒が担当するが、最終的な講師招聘は1名の専任教諭と2名の実行委員が講師のもとに直接訪問して行うのが常である。講師料はマチマチで、概ね5万円以下である。講師の方々のキャリアは多彩である。このところ講座数は50前後で落ち着いている。最多は70講座近い時もあった。最も多人数を収容出来るのは講堂だ。次いで、高校職員室脇の多目的ホール当たりが多人数の収容が可能だ。人気講師は講堂かこのスタディーホールが充てがわれる。講座は3部制となっており事前登録の必要な講座もある。尚、サタデープログラムは名古屋市の土曜講座開催の支援を受けており、どの講座も原則無料である。一部で部材費の必要な講座あり。

多くの方々の賛同を得て開催されて来たサタデープログラムも、先日めでたく30回の開催を終えた。静かな語り口で生徒達を上手にコントロールされて来たH田先生はじめ、歴代の実行委員会の生徒諸君やそれを支えて来られた諸先生方の御尽力に頭の下がる思いだ。

在校生の皆さん、どうかこの良き伝統を継承し、次世代につなげて下さい。

 

 

 

 

 


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鉢伏山、山中に長野県警ヘリ墜落事故。9名の犠牲者。

2017-03-11 | 東海(中高)見聞録

東海学園は、今回の墜落事故現場となった長野県岡谷市近郊の鉢伏山に、山の学寮を所有している。山小屋風のロッジとすぐそばに、広いグランドがあり、運動部、文化部が毎年夏にお世話になっている。8月末には一足早く秋を迎え、大量の赤トンボに遭遇することもある。その数、5万匹。正に圧巻の飛行隊だ。ウサギ、イタチなどの小動物も多く、見る人を楽しませてくれる。そんな平和の象徴とも言える、鉢伏山にヘリが墜落した。亡くなられた方々のご冥福を祈る。


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食作法、本当に生きんが為に、今この食を頂きます。与えられた天地の恵みに感謝いたします。頂きます。

2017-02-02 | 東海(中高)見聞録

 東海学園(愛知県)では、食前のことばを唱和して、食事を始めます。それが、食作法(じさほう)です。

 本当に生きんが為に、今この食を頂きます。与えられた天地の恵みに感謝いたします。頂きます。

当然、食後には「ごちそうさま。」です。

東海高校では食作法はまれです。しかし運動部、文化部の合宿等では食作法は健在です。一方、中学校では毎日日課で、昼食はこの「食作法」から始まります。(担任の指導で行われます。中学3年間)

 京都の知恩院へ祖山参拝など、旅先での食事では食作法を行います。全員の唱和は圧巻です。たまたま居合わせた方は一瞬あっけにとらわれます。

 

 


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ある数学教師と教頭との会話。

2016-07-07 | 東海(中高)見聞録
 かれこれ50年前のこと。
場所:東海高校職員室
登場人物:数学科教師のK氏、中学教頭H氏

H氏「珍しーな、K先生。あんたが机に向かって、勉強しとるの見るの、久しぶりやなー」
K氏「次の授業、M君のクラスだが。彼はよー予習しておって、こちらもしっかり予習しと
   かなかんのだわ。」
H氏「ほんと、珍しいモノ見たわ。K先生の授業準備!」
K氏「たまに授業後、M君
が無言でメモを手渡してくれるんだわ。それを見ると、授業中に説明した問題の別解が見事に示してあるんだわ。M君はこちらのメンツを考えて、教室であからさまなことを言ったりしない、よーわかった生徒だよ。M君は。」


解説:K氏とは、数学科の櫛田先生、H氏とは、昨年亡くなった、大樹寺住職、堀田岳成先生。そしてM君とは、元京都大学数理解析研究所長、森重文氏のことです。森先生は幼少のみぎりより良く出来た生徒さんだったのです。


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東海中学高校の定員、編入学等について。

2016-03-25 | 東海(中高)見聞録
 定員、中学は各学年400名(40名×10クラス)
    高校は中学からの入学者400名(内来という)+高校入試を経てくる者α(外来という)
 外来は通常1組である。

 各年度での生徒の転入、転出は若干名有る。(親の転勤等による)定員に余裕が有る場合、転入試験が可能である。学年、年度によるが、各学年1,2名程度である。
 外来は通常一クラスだが、高校在籍者数-400が外来人数と考えて良い。例えば、高校在籍者が424名ならば外来クラスは24名ということになる。
 外来の高校1年は第7時限の授業があり、(木曜日は6時限まで)内来者との進度調整(遅れているカリキュラム)が成される。特に、数学、英語、古文、漢文。高1終了時の学内テスト(定期、実力試験)の総合結果で、A群、B群に分けられる。勿論、内来、外来が共通基準でクラス分けされる。近年外来者のトップ層で学年全体の上位に食い込める生徒が散見されるようになったが、内来者の層は厚いことを覚悟する必要がある。
 また、高校2年でA群入りを果たしたとしても、高3への進級時にも高2の成績順で、若干名のA群、B群の入れ替えがあるので、息が抜けない。(年度、学年の雰囲気にもよるがクラスで4,5名の入れ替えがある。)定期試験だけではなく、校内実力試験の結果がものを言うので、日頃からの鍛錬が欠かせない。
 受験はやはり勢いが大切で、高2で奮起してA群に返り咲い諸君は良い結果を残してくれる。

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第22回サタデープログラム、本日開催。手島龍一さんが登場。

2013-02-16 | 東海(中高)見聞録
サタプロに行って来ました。
年に二回のサタプロですのでその度毎に、参加しています。
このところの、飲物、食べ物が豊富で、充実しています。
来場者の皆さん、満足そうでした。
手嶋さんの講座はさすがに、立見がでました。
数学科の先生にプレゼントをいただきました。
「入試数学を愉しむ」というタイトルの本です。
自費出版で100冊限定。
御礼に、「綿棒スケルトン」による正二十面体の体積の求め方をお教えしました。
先生有難うございました。

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