小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
東海生、名高生、半高生に最も読まれています。

遂にチャート式が大学数学に登場。大学教養 微分積分、線形代数 加藤文元著 数研講座シリーズ。

2019-10-30 | 数学よもやま話
とうとうと言うか、ついにと言うか、かの数研がいよいよ大学数学のテキストを発売する。微分積分と線形代数の2冊。合わせて、参考書として、チャート式も新発売の運びとなった。時代は変わる。大学もいよいよ本格的な大衆化を迎えようとしている。高校までの内容がシッカリ定着しているかをリメディアル教育で確認することも必要となって来る。高大連携が叫ばれる今、数学教育の接続性が議論されるだろう。

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コジマジックは2学期も炸裂する?!元祖コジマジック。

2019-09-05 | 数学よもやま話
東海高校の学生から拝命した、コジマジック。
鮮やかな解法に感銘を受けた生徒から、先生そろそろコジマジックを!と催促の声。まともに解くと5分。コジマジックなら10秒、20秒で解ける飛び道具的な解法。名付けてコジマジック。
最近、類似品が出回っています。収納王子のコジマジックとかあるそうだ。元祖コジマジックとしては、ますます張り切らざるを得ない。今学期を乞うご期待。


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数学用ソフト、Mathpixの実力。これは凄い!

2017-11-14 | 数学よもやま話
最近数学ソフトづいている。今回のソフトは、手書きの数式を読み取り、グラフを作成するソフトだ。
更に、読み取った数式をLaTeXの書式に自動変換してくれる所だ。解析関係のかなり複雑な式まで変換してくれるのは有難い。操作はいたって簡単だ。手書きの数式をカメラで撮影するだけだ。あとは、解法、グラフ、LaTeXをクリックするだけで。
解法ならば、読み取った数式をinput欄に表示し、output欄に正解を表示する。
グラフならば、読み取った数式をグラフ化して表示してくれる。
そして、LaTeXならば書式に従って数式をLaTeX用に変換してくれる。TeX liveの中からこの機能が使えると更に嬉しい。Wolframの名前が随所に見られるところから、Mathematicaへの接続性が考慮されている。複雑な数式は
まずMathpixで手書き数式を読み取って、LaTeX書式のテキストに変換し、それをMathematica或いはTeX liveにペーストすれば良い。そうした手間と、数式を手入力する手間を比較しコスパの良い方を選択すれば良い。
テフニシャンを自認する者としては、リリースがもう10年早かったらと思わざるを得ない。

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数学の歴史について。雑感です。レディース・ダイアリーってご存じですか。

2016-04-22 | 数学よもやま話
 数学大衆紙としてイギリスで発刊された「レディース・ダイアリー」をご存じですか。
日常の数学の楽しみを味わえる問題が女性誌に定期的に出題されていたことを知って、いささか驚いています。発行部数といい、発行期間の長さといい、記念碑的な雑誌であることに間違いない。日本でいえば、数学セミナー的な雑誌が女性用に発刊されていことに驚きを感じます。

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ギリシャ・ローマ→アラブ→イタリア→西欧諸国へ (数学文化の伝播)

2016-03-23 | 数学よもやま話
 ニュートン。ライプニッツに始まる微積分学の発展は近代社会の成立の原動力と言って良い。産業革命を支えていたのは、化学の知識と数学の力に負うところが大きい。イタリアルネッサンスに先立つ、アラブの時代の学問レベルがどの程度であったかを知る必要がある。この春休みの課題とし、アラブ時代の数学(代数学)の発展の歴史を調べて見ようと思う。

 アラブでの筆算による掛け算はちょっと素敵で面白い。現在の方式より一歩優れていると思うのは私だけであろうか。

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数学は数楽か数ガ苦か?さあどっち?!

2015-06-05 | 数学よもやま話
その昔、河合塾の数学科主任であった、浅野先生。講義の最中、貴方にとって、数学は数楽(これで、すうがくと読ませる。)か、それとも数ガ苦か?と話し始められた。浅野先生の講義は、数楽そのもの。何事も、楽しんで勉強しなくてはなりません。浅野先生ネタは、いまだ健在で、授業を楽しいものにしてくれる。また、解法も多いに参考とさせていただいている。

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2つの大学への数学!?

2015-04-25 | 数学よもやま話
大学への数学と言えば、東京出版の月刊誌を思い浮かべる人は多いだろう。黒本の異名を取る、研文書院の参考書も、有名だった。現在も出版中の黒本。初期より長らく執筆されているのが、東京大学名誉教授の藤田宏先生だ。半群理論を使った、ナビエストークス理論における、強解の構成は見事なものであった。関数解析を駆使した功績は立派なものであり、日本数学会会長などを歴任された。数学教育にも、ご熱心であり、大数の巻頭言でご健筆ぶりを、時たまお見受けする。
さて、新年度も始り、早一月。学習の進み具合は順調ですか?
参考記事を、近々UPします。乞うご期待!?

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数学が出来るようになりたいと思っている君に、朗報!?具象思考から抽象思考へ。

2014-05-30 | 数学よもやま話
 数学が出来る人になりたいと大半のひとは思うだろう。しかし、現実には、そう簡単に数学が出来るようにはならない。何故だろうか?
 算数から数学へと名前の変わる小学校から中学校までの段階で、思考方法が変化する。
つまり、具体的思考から徐々に抽象的思考へと質的に変化する。その変化の波にうまく乗らないと、落ちこぼれることとなる。厳密に言うと、落ちこぼれるのではなく、落ちこぼすのだという主張もある。いづれにしろ、内容をよく理解して、覚えるべきは覚える。これにつきます。
 数学的内容をよく理解し、演習問題を豊富にこなし、具象から抽象への思考の飛躍をスムーズにすることが何より大切です。

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現代数学社発行の雑誌「現代数学」について。

2013-12-18 | 数学よもやま話

この4月から、「理系への数学」改め「現代数学」となった月刊誌にゆいて。

現代数学社発行の月刊「現代数学」は雑誌の名前を以前の「現代数学」へ復帰させた。時期的なことは定かではないが、誌名変更にまつわるお話を。

筆者がまだ中学生の頃、既に現代数学社発行の「現代数学」は既に存在した。「代数、解析、幾何あるいは、群論、位相空間、ε-δ論法など」といった用語は既に中学2年で目にしていた。当時数学を担当してくださった、I先生に分からないことを質問すると、いつもにこやかに教えてくださった。何を着ても的確に教えてくださる先生を心から尊敬していた。この先生のお陰で、今の自分があるように思う。準同型写像や群論の初歩を分かりやすく教えてくださった。もちろん学校の勉強はしっかりこなした上での特別な勉強だった。高校生の頃は京都大学の森毅先生の「位相のこころ」「現代解析のこころ」を読んでいたように記憶する。(隠れ森ファンにこのころなった。?)

この間、ずーと雑誌のタイトルは「現代数学」だった。大学在学中も、卒業後もしばらく雑誌はとっていた。コンピュータ関係の仕事をしている時期に雑誌を取らなくなった。何年か前、雑誌タイトルを「理系への数学」に変更して存続していることを知る。そしてこの4月、再び雑誌タイトルをもともとの「現代数学」に改めた。自分にとって思い入れの大きな雑誌だった。(もちろん、数学セミナーも同じくらい大切な雑誌です。)

理系離れが激しいときに「理系への数学」と誌名変更し、本格的に数学を学ぼうとする人々を増やす目的で再び「現代数学」へと誌名変更したとしたら、時流を読んだ名編集者の特大ホームランといったところだ。いずれにせよ、数学好きには朗報といえる「現代数学」復活でした。

ありがとう、現代数学社!!

 


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study.aidに関する、2、3の感想について。

2013-11-28 | 数学よもやま話

 数研出版のstudy.aidの近年の充実ぶりには目をみはるものがある。図形作成機能、グラフ作成機能など、数学のプリントを作成する上での機能をほぼ満たしている。またオマケのように附属しているプレゼンテーションシステムもなかなかの出来栄えで、授業で十分使用に耐える実力を備えている。(まだまだ改良の余地はあるが・・・)

その改善点も含めて、機能分析を今しています。適当な時期に発表します。乞うご期待。

 


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