鮮やかな解法に感銘を受けた生徒から、先生そろそろコジマジックを!と催促の声。まともに解くと5分。コジマジックなら10秒、20秒で解ける飛び道具的な解法。名付けてコジマジック。
最近、類似品が出回っています。収納王子のコジマジックとかあるそうだ。元祖コジマジックとしては、ますます張り切らざるを得ない。今学期を乞うご期待。
更に、読み取った数式をLaTeXの書式に自動変換してくれる所だ。解析関係のかなり複雑な式まで変換してくれるのは有難い。操作はいたって簡単だ。手書きの数式をカメラで撮影するだけだ。あとは、解法、グラフ、LaTeXをクリックするだけで。
解法ならば、読み取った数式をinput欄に表示し、output欄に正解を表示する。
グラフならば、読み取った数式をグラフ化して表示してくれる。
そして、LaTeXならば書式に従って数式をLaTeX用に変換してくれる。TeX liveの中からこの機能が使えると更に嬉しい。Wolframの名前が随所に見られるところから、Mathematicaへの接続性が考慮されている。複雑な数式は
まずMathpixで手書き数式を読み取って、LaTeX書式のテキストに変換し、それをMathematica或いはTeX liveにペーストすれば良い。そうした手間と、数式を手入力する手間を比較しコスパの良い方を選択すれば良い。
テフニシャンを自認する者としては、リリースがもう10年早かったらと思わざるを得ない。
日常の数学の楽しみを味わえる問題が女性誌に定期的に出題されていたことを知って、いささか驚いています。発行部数といい、発行期間の長さといい、記念碑的な雑誌であることに間違いない。日本でいえば、数学セミナー的な雑誌が女性用に発刊されていことに驚きを感じます。
アラブでの筆算による掛け算はちょっと素敵で面白い。現在の方式より一歩優れていると思うのは私だけであろうか。
さて、新年度も始り、早一月。学習の進み具合は順調ですか?
参考記事を、近々UPします。乞うご期待!?
算数から数学へと名前の変わる小学校から中学校までの段階で、思考方法が変化する。
つまり、具体的思考から徐々に抽象的思考へと質的に変化する。その変化の波にうまく乗らないと、落ちこぼれることとなる。厳密に言うと、落ちこぼれるのではなく、落ちこぼすのだという主張もある。いづれにしろ、内容をよく理解して、覚えるべきは覚える。これにつきます。
数学的内容をよく理解し、演習問題を豊富にこなし、具象から抽象への思考の飛躍をスムーズにすることが何より大切です。
この4月から、「理系への数学」改め「現代数学」となった月刊誌にゆいて。
現代数学社発行の月刊「現代数学」は雑誌の名前を以前の「現代数学」へ復帰させた。時期的なことは定かではないが、誌名変更にまつわるお話を。
筆者がまだ中学生の頃、既に現代数学社発行の「現代数学」は既に存在した。「代数、解析、幾何あるいは、群論、位相空間、ε-δ論法など」といった用語は既に中学2年で目にしていた。当時数学を担当してくださった、I先生に分からないことを質問すると、いつもにこやかに教えてくださった。何を着ても的確に教えてくださる先生を心から尊敬していた。この先生のお陰で、今の自分があるように思う。準同型写像や群論の初歩を分かりやすく教えてくださった。もちろん学校の勉強はしっかりこなした上での特別な勉強だった。高校生の頃は京都大学の森毅先生の「位相のこころ」「現代解析のこころ」を読んでいたように記憶する。(隠れ森ファンにこのころなった。?)
この間、ずーと雑誌のタイトルは「現代数学」だった。大学在学中も、卒業後もしばらく雑誌はとっていた。コンピュータ関係の仕事をしている時期に雑誌を取らなくなった。何年か前、雑誌タイトルを「理系への数学」に変更して存続していることを知る。そしてこの4月、再び雑誌タイトルをもともとの「現代数学」に改めた。自分にとって思い入れの大きな雑誌だった。(もちろん、数学セミナーも同じくらい大切な雑誌です。)
理系離れが激しいときに「理系への数学」と誌名変更し、本格的に数学を学ぼうとする人々を増やす目的で再び「現代数学」へと誌名変更したとしたら、時流を読んだ名編集者の特大ホームランといったところだ。いずれにせよ、数学好きには朗報といえる「現代数学」復活でした。
ありがとう、現代数学社!!
数研出版のstudy.aidの近年の充実ぶりには目をみはるものがある。図形作成機能、グラフ作成機能など、数学のプリントを作成する上での機能をほぼ満たしている。またオマケのように附属しているプレゼンテーションシステムもなかなかの出来栄えで、授業で十分使用に耐える実力を備えている。(まだまだ改良の余地はあるが・・・)
その改善点も含めて、機能分析を今しています。適当な時期に発表します。乞うご期待。