小島教育研究所

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NHKドラマ「メイド・イン・ジャパン」(唐沢寿明主演、高橋克実共演)の現実は・・・・

2013-02-18 | 心のサプリメント
日本企業の最近の不振について、長引く不況とそれに続くリストラ、工場の海外移転。
国内産業の空洞化は着実に進んでいる。
何年か前の、プロ野球オールスターシリーズ。
「サンヨー」(三洋電機)がスポンサーであった。
しかしそのサンヨーはいまや、パナソニックに吸収合併され、その名は既にない。
サンヨー時代から、中国のハイアール社と合弁会社でいわゆる白物家電を販売していた関係で、パナソニックと合併後、サンヨーの「白物家電部門は、ハイアールに売却された。またパナソニックからハイアールに転職した方も見えるだろう。このあたりが、今回のドラマのモデルと見たがいかがであろうか。
ドラマでは最終段階で、日中の企業の合弁会社設立。「双方両得を目指す」ところで終わっている。順当なエンディングだった。
シャープ、ソニーの不振はつとに有名だが、富士通が4,000~5,000名規模のリストラを先日発表した。バブル期に富士通の単年度新卒採用者は3,000名ほどであったと記憶する。その付けが今来たのだろう。
 政治の力でどこまで経済を活性化できるか疑問であるが、「雇用創設」が政治的使命であるのに異論は無かろう。雇用確保、雇用創設に繋がる政策を矢継ぎ早に繰り出す、それが、政治の役目だと思うが、如何でしょうか。
政治の枢要な地位にある者は、「私欲を捨てて事に当たるのが当然である」が、
大型の空き地(工場跡地)があれば、〇〇〇モールを建設する、どこぞの党の副代表
さん。土地のもつ公共性をあなたはお忘れか?
公共事業5兆円でほくそ笑む、どこぞの党の副総理。△△△セメントは貴方のご実家ですよね。貴方は、そんなさもしい人ではありませんが、庶民の目には、そう映ります。
 いづれにせよ、人生には様々な転機があります。
 そのむかし、旧電電公社が民営化したとき、DOCOMOに配属された知り合いは、「なんで、本体に残れないのか、残念だ。」といって、自棄酒(やけざけ)をあおっていました。「そんなに、落胆することは無かろう。いづれ芽も出る、花も咲くだよ。移動通信はこれからが本番。成長部門に配属されたことだし、大いに頑張れよ。」と話したのは、ついこの間のことと思っていたら、早四半世紀。なかなかどうして、NTT DOCOMO
は立派に成長し、NTTグループの稼ぎ頭になりました。
 「30年間、隆盛を極めた企業は、その後安定期、もしくは衰退期に入る。」という、経験則があります。これから、学窓を離れ、一般企業に勤める人も、いつ何時、企業が傾くか分からぬ時代であることを忘れず、今を精一杯頑張ってください。頑張っただけの見返りは、必ずあります。この人生には。
神様はしっかり貴方の行動を見ています。

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