東海学園高校の前身は東海女子高等学校です。現東海高校、東海中学の姉妹校です。今年創立50周年を迎えます。誠に喜ばしい限りです。昭和34年、新たな学校を設立すべく平針の地に約2万5千坪の校地を取得する。それは、男女共学の東海第2高等学校建設用地としての土地取得であった。中心となったのは、昭和25年から東海高校校長となった林 霊法(ハヤシレイホウ)氏であった。生徒募集募集も男女共学での募集であり、昭和37年度、第1回入学式も押し迫った時期に、男子生徒のみ、車道の東海高校に入学することとなり、女子のみ205名の入学式が挙行された。また、同年6月1日付けにて、学校名も東海第2高等学校から、東海女子高等学校へと変更された。校長は林 霊法氏が東海高校と兼務することとなった。なお、記念祭も当初、車道と協催であった。
もともと、平針の地権者は、東海学園が男女共学の学校をつくるのならば、土地をよろこんで提供するという意向であった。創立40年目にして、男女共学化がはかられ、ようやくその約束が実現することとなった。
三好校地に関しても、同種のことが起きたが、これについては、別の機会に触れよう。