国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

微妙

2020-01-19 | 日記
昨晩この番組を観ましたが、そこでも紹介されていた外国人に人気の日本の観光地ランキング2019(トップ10)のうち、この4年間(2016〜2019)に私たちが訪れたのは伏見稲荷大社(6年連続1位)、広島平和記念資料館(2位)、姫路城(9位)、金閣寺(10位)の4箇所でした。11〜30位までなら12箇所です。

思うにLindaに見せたいと思ったからこそ、これらの観光地へ足を運んだ訳で、超出不精の私一人ならおそらくどこへも行ってないです。(トップ30で独身時代に訪れたことがあるのは広島平和記念資料館と東大寺、奈良公園、河口湖ぐらいですが、何れも修学旅行でした。)

思うに広島まで行きながら宮島をスキップしたのは失敗だったかも?(いつか山口を旅すると思うのでその時に。)他にトップ10では三十三間堂が近場ながらLindaが仏像を怖がるのでたぶん行かないです。そうなると次は新宿御苑かな? 毎年3月末に関東地方への業務出張があり、Lindaも同行して従兄弟のAさん宅で過ごすので、その前日にでも(満開の桜を観賞できるし)・・・・・と思ったのですが、今年は彼女のパスポート更新(7月に期限切れ)のためボリビア大使館へ行く必要があるので、来年回しになるかもしれません。あと11位以下の未訪問地では日光東照宮や平等院あたりが面白いと思うのですが、Lindaは神社仏閣にはあまり興味を示さないので微妙。(ひとえに神道と仏教への無関心のなせる業です。伏見稲荷も千本鳥居を何かのデコレーションと思って楽しんでいただけですし。)

ところで、その番組ではIOC総会における「お・も・て・な・し」のプレゼンテーション映像が流れ、「東京で落とし物をしてもちゃんと戻ってくる」云々発言を聞いてLindaも肯いていました。(以下本人談ですが、「ボリビア人ならラッキーと喜んで何も疑問を感じることなく自分の物にする」とのこと。)けれども直後に「でもどうしてお年寄りからお金を騙し取ろうとするの?」と言いました。もちろん一向に減らない特殊詐欺のことを指しての発言です。(そのニュースに以前から心を痛めていました。)で、私も考え込んでしまいましたが、そういうことに手を染めるような連中(多くは若者)は財布などを拾ってもまず届けないでしょう。となれば、日本がいつまでも「奇跡みたいな国」であり続けられるかは微妙、というより望み薄かもしれません。

追記
 なぜ遺失物が戻ってくるかの理由について、出演されていた大学の先生が「日本では物を所有することについての意識がしっかりしている」から始めて「これを落とした/忘れた人は今とても困っているだろうな」と想像することができる、等と説明していましたが、十分納得です。これも以前触れたエンパシー(empathy)の一つでしょう。となると、近年のネット上での心ない発言や見苦しいやり取りを見る限り、それが持てない日本人の割合は確実に増加しているようですから、(残念ながら)やっぱり・・・・・席取りに置いておいたスマホがなくなっていた、というような事件が(あまり想像したくはないですが)今後は増えるかもしれません。
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