国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

苦行開始

2020-01-06 | 日記
久しぶりの寝正月ということでテレビをよく観ましたが、それだけだと却って疲労するため時々読書も。昨年買いだめしたラテンアメリカの小説を数冊読破しました。

上の左が昨日から読み始めたもの(アルゼンチンの作家のデビュー作)、そして右はその前に読んだもので、スペインの映画監督・脚本家が書いた小説です。こうして並べてみると1ページ当たりの字数がまるで違いますね。1980年出版の古い方が22行×53字(最大1166字)なのに対し、新しい方は1992年出版と12年しか違わないのに16行×41字(最大656字)で半分近くに減っています。(そういえば昨年タンスの引き出しから発掘された古新聞も小さい字がビッシリでした。)

ところで字の大きい方は、その翻訳者による評論・エッセイ集の「ラテンアメリカ文学・ベスト50」で「ついで」的に紹介されていたものがアマゾンで安かったから買ったのですが、2時間ほどで読んでしまいました。あとがきを含めて140ページちょっとというボリュームの少なさもさることながら、中身がスカスカだったためです。(語り手=主人公の頭が空っぽだったのが全ての元凶。何でこんなものが世に出たのか不可解としか言いようがない。この監督の映画はそんなに悪くなかったのに。)それでもストーリーが笑えるものだったなら多少は救われたのですが、そういうこともなし。配送料が少し安かったため被害額が抑えられた(400円未満)のが唯一の慰めでした。

なお、古い方はこの字で290ページ近くありますから先が思いやられますね。コスパは抜群ですが目の負担が。昨日も30ページ進むのがやっとでした。ルーペを買ってこようかな?

追記

大晦日に注文した単行本を先ほど受け取りました。チリ出身の作家(後にドイツへ移住)による小説2編(訳者は同じ人)を収めていますが、字はさらに大きくなって1ページ当たり14行×35字(最大490字)。それで170ページ程度の本が1800円(税別)というのはちょっと納得いきませんね。古本ゆえ私が払ったのはその1/4以下ですが。(なお70〜80ページの作品であれば中編に分類されるところですが、字数を考えたら短編の方が妥当という気もしてきました。こちらの基準と照らし合わせてみても原稿用紙100枚未満ですから。)
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