虱潰し
2022-04-12 | 日記
またしてもウッカリでスマホの音楽プレイリストを消してしまいました。これを1から作り直すのはもちろん真っ平御免。ということで、アプリのキャッシュをクリアして再起動したら予想通り多くは復活したのですが、以前からダメだったものはやっぱりダメ。もはや小手先ではなく抜本的な対策を講じなければダメだと思いました。で、あれやこれやと探ってみたところ、Android File Transferを使って送り込んだプレイリストのディレクトリ(住所)と実際に音楽ファイルが収められている場所との不一致がいくつか見つかりました。ノートパソコン2台(MacBook Airの11インチと13インチ)から書き出したリストの混在が原因の一つだったことが判明。しかしながら他にも。
左画像の "Orchestra"(交響曲以外の管弦楽曲)は本来66トラックあるはずが7曲不足。で開いてみたら、"Concerto for Orchestra"(バルトーク「管弦楽のための協奏曲」)と "Stravinsky: Firebird"(ストラヴィンスキー「火の鳥」)の間に置いていた(作曲年代順に並べていた)ホルストの組曲「惑星」が欠落していました。「何でこんなことに?」と首を傾げつつ、今度はノートPCのiTunesのリストを見たところ・・・・・
ありゃま。出てきたのは全然違うディスク情報。
再びスマホのスクリーンショット。音楽プレーヤでなくファイル管理アプリから開いてみました。ということで私が持っているCDはこれなのに、どういう訳か指揮者も楽団も別の演奏(例えばこのCD)にされてしまっていました。(最初PCに読み込ませた時は正しい情報が表示されていたはずなのに。また後に「トラック名を取得」で選び直した記憶もないのに。)これじゃ認識されるはずもなし。
という訳で問題のあるプレイリストを開いて同様の不一致を一つ一つ直していきました。これでどうやら不具合は解消した模様。故意にリストを削除してから再度PCから送り込んでもちゃんと認識するし、試しにダウンロードした他の音楽アプリでも全リストが1曲の漏れもなく表示されました。ようやくにして不毛な作業から解放されることになる・・・・・・・と思いたい。
おまけ
最近大容量(256GB)&高速のMicro SDカードを入手したので、それを内部ストレージとして使うことにしました。音楽ファイルやプレイリストを外部記憶装置に保存すると行方不明になるリスクも高くなるだろうと考えたので。それでディレクトリも "/storage/9A5E-141E/" から内部用の "/storage/emulated/0/" にすべて書き換えました。それでも下左画像では以前と同じく使用量と空き容量が別々に表示されていますが・・・・・・
これまでは「内部ストレージ」の下に「SDカード」が表示されていたのが一本化されました。なお内部ストレージの容量が少なくなってもファイルを外部に移すことが可能です。とはいえ、私はそんなに写真や動画を撮る訳ではないし、音楽ファイルがこの何倍にも増えることも考えにくいので、両方とも一杯になることはないでしょうね。その前にスマホが寿命を迎えるはずです。
おまけ2
上の2枚はともに切り貼りしています。それはともかく、「南北アメリカスペイン語」というプレイリストの最初と最後のトラック名が妙なことに。右のファイルアプリでは正常に表示されているのですが・・・・・ということで文字化けしている「䷩硩捯」と「獅慰懱」はそれぞれ "México"(メキシコ)と "España"(スペイン)なのですが、これは古くからWindows 10 Mobileでも見られていた症状です。なお "Perú" は問題なしなので、アクセント記号付き母音や "ñ" が悪いという訳でもなさそう。原因不明です。ところでこの音源は、職場の図書館で借りたこの本の付録CD。著者が行った中南米およびスペイン出身者へのインタビューが収められており、発音やイントネーションの違い、そして各国に特有な表現などが分かる興味深い内容です。
ちなみに計13トラックの内で私が聴き取りやすかったのがメキシコ、スペイン、そしてボリビア(注)。(注:1991年に初めて訪れた時から既にそうでした。)その逆は(この言い方もどうかと思いますが)「ズーズー弁」のごとく訛りの強いキューバ、独自路線の発音や言い回しを貫くアルゼンチン、そしてパラグアイでした。最後の国は単語末尾の "s" を端折るのが原因の一つかも? 人によっては数字の "dos"(2)、 "tres"(3)、 "seis"(6)が「ド」「トレ」「セイ」(教科書的には「ドス」「トレス」「セイス」)だったりしましたからね。フランス語かイタリア語みたい。そして「おはよう」も(これは隣国アルゼンチンも同様らしいですが)"Buenos días"(ブエノス・ディアス)ではなく "Buen día"(ブエン・ディーア)が普通でした。おやおや、"s" に加えてその前の "o" も取っとった。そういえば(さらに余談)コロンビア人のノーベル文学賞受賞作家、ガブリエル・ガルシア=マルケス(故人)の代表作「百年の孤独」では、その数だけでなく名前の繰り返しが多すぎて途中で訳が分からなくなる登場人物の最初の一人が「ホセ・アルカディオ・ブエンディーア」だったと思い出しました(こちら参照)。
左画像の "Orchestra"(交響曲以外の管弦楽曲)は本来66トラックあるはずが7曲不足。で開いてみたら、"Concerto for Orchestra"(バルトーク「管弦楽のための協奏曲」)と "Stravinsky: Firebird"(ストラヴィンスキー「火の鳥」)の間に置いていた(作曲年代順に並べていた)ホルストの組曲「惑星」が欠落していました。「何でこんなことに?」と首を傾げつつ、今度はノートPCのiTunesのリストを見たところ・・・・・
ありゃま。出てきたのは全然違うディスク情報。
再びスマホのスクリーンショット。音楽プレーヤでなくファイル管理アプリから開いてみました。ということで私が持っているCDはこれなのに、どういう訳か指揮者も楽団も別の演奏(例えばこのCD)にされてしまっていました。(最初PCに読み込ませた時は正しい情報が表示されていたはずなのに。また後に「トラック名を取得」で選び直した記憶もないのに。)これじゃ認識されるはずもなし。
という訳で問題のあるプレイリストを開いて同様の不一致を一つ一つ直していきました。これでどうやら不具合は解消した模様。故意にリストを削除してから再度PCから送り込んでもちゃんと認識するし、試しにダウンロードした他の音楽アプリでも全リストが1曲の漏れもなく表示されました。ようやくにして不毛な作業から解放されることになる・・・・・・・と思いたい。
おまけ
最近大容量(256GB)&高速のMicro SDカードを入手したので、それを内部ストレージとして使うことにしました。音楽ファイルやプレイリストを外部記憶装置に保存すると行方不明になるリスクも高くなるだろうと考えたので。それでディレクトリも "/storage/9A5E-141E/" から内部用の "/storage/emulated/0/" にすべて書き換えました。それでも下左画像では以前と同じく使用量と空き容量が別々に表示されていますが・・・・・・
これまでは「内部ストレージ」の下に「SDカード」が表示されていたのが一本化されました。なお内部ストレージの容量が少なくなってもファイルを外部に移すことが可能です。とはいえ、私はそんなに写真や動画を撮る訳ではないし、音楽ファイルがこの何倍にも増えることも考えにくいので、両方とも一杯になることはないでしょうね。その前にスマホが寿命を迎えるはずです。
おまけ2
上の2枚はともに切り貼りしています。それはともかく、「南北アメリカスペイン語」というプレイリストの最初と最後のトラック名が妙なことに。右のファイルアプリでは正常に表示されているのですが・・・・・ということで文字化けしている「䷩硩捯」と「獅慰懱」はそれぞれ "México"(メキシコ)と "España"(スペイン)なのですが、これは古くからWindows 10 Mobileでも見られていた症状です。なお "Perú" は問題なしなので、アクセント記号付き母音や "ñ" が悪いという訳でもなさそう。原因不明です。ところでこの音源は、職場の図書館で借りたこの本の付録CD。著者が行った中南米およびスペイン出身者へのインタビューが収められており、発音やイントネーションの違い、そして各国に特有な表現などが分かる興味深い内容です。
ちなみに計13トラックの内で私が聴き取りやすかったのがメキシコ、スペイン、そしてボリビア(注)。(注:1991年に初めて訪れた時から既にそうでした。)その逆は(この言い方もどうかと思いますが)「ズーズー弁」のごとく訛りの強いキューバ、独自路線の発音や言い回しを貫くアルゼンチン、そしてパラグアイでした。最後の国は単語末尾の "s" を端折るのが原因の一つかも? 人によっては数字の "dos"(2)、 "tres"(3)、 "seis"(6)が「ド」「トレ」「セイ」(教科書的には「ドス」「トレス」「セイス」)だったりしましたからね。フランス語かイタリア語みたい。そして「おはよう」も(これは隣国アルゼンチンも同様らしいですが)"Buenos días"(ブエノス・ディアス)ではなく "Buen día"(ブエン・ディーア)が普通でした。おやおや、"s" に加えてその前の "o" も取っとった。そういえば(さらに余談)コロンビア人のノーベル文学賞受賞作家、ガブリエル・ガルシア=マルケス(故人)の代表作「百年の孤独」では、その数だけでなく名前の繰り返しが多すぎて途中で訳が分からなくなる登場人物の最初の一人が「ホセ・アルカディオ・ブエンディーア」だったと思い出しました(こちら参照)。