まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

どんぐり

2020-11-19 17:36:58 | 文庫のページ
これが、クヌギどんぐり? これが、シラカシどんぐり?
 11月のおはなし会で、実際にどんぐりを見てもらいながら、どんぐりの絵本をよんだり紹介したりどんぐりについていろいろ楽しみました。
 いつもはどんぐりを拾っても殻斗(かくと)のないものもあり、何の木のどんぐりか分からずじまいでしたが、今年は10月末、泉ヶ岳で拾った、枝も葉も殻斗もしっかりついたどんぐりを、Sさんが届けてくれました。殻斗も葉も特徴があるどんぐりでしたので、調べたらすぐにわかりました。クヌギどんぐりでした。
 11月には文庫のおじさんが殻斗のついたカシのどんぐりを拾ってきました。調べてみると、カシの仲間もいろいろあって、殻斗は横縞ですが、大きさがさまざまです。深いおわん型だったのでシラカシどんぐりだと分かりました。先日、利府町のショッピングセンターの駐車場で、シラカシの木をたくさん見つけました。大木ではないので、木になっているどんぐりも見ることができました。そういえば、利府町にはしらかし台という団地がありました。
 近くの薬師堂にも行ってみました。桜だけでなく、常緑樹の大木もたくさんあって、シラカシとアカガシのどんぐりを見つけました。クヌギもそうですが、アカガシもどんぐりになるまで2年かかります。
 ちょっと変わった大木にも出会いました。常緑樹で薄茶色の塊(?)のようなものが葉の間からたくさん見えました。葉の葉脈も変わっています。大人のコーヒーサロンでお聞きしましたがわからず、Nさんがスマホで写真を撮って、植物に詳しいお友だちに聞いてくれました。シロダモかもしれないということでした。宮城や山形が北限のようです。葉の裏側が白いのが特徴で、間違いなくシロダモだと分かりました。写真を見ただけでわかるなんてすごいですね。秋に花をつけます。塊のなぞも解けました。なんと、正体は花。小さな花がいっぱい群がるように咲くので、そう見えたようです。
 新しい発見がいろいろあって、思いがけず楽しい秋の日になりました。
コメント
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