寄贈本 ありがとうございます。
◆内田麟太郎さんからいただきました。
①『大どろぼう ジャム・パン ゆうかいされたおじいさん』 内田麟太郎/藤本ともひこ 文研出版2021.12
「大どろぼうジャム・パン」シリーズの5冊目。命を守るためなら命の他は何を盗んでもよいという警視総監公認の大どろぼうジャム・パンが活躍する話です。
今回の事件はスーパー・スパコンМからジャム・パンへの挑戦です。超能力の耳を持つジャム・パンですが、今回ばかりは誘拐されたおじいさんの声が東西南北あらゆる方向から聞こえてきて、おじいさんの居場所がわかりません。タイムリミットは2時間。果たして見つけることができるのか、ドキドキさせられます。藤本さんの絵が物語を一層楽しいものにしてくれます。
②『むかしむかしⅠ 天の岩戸 ヤマタノオロチ いなばの白うさぎ』 内田麟太郎/ザ・キャビンカンパニー 文溪堂2022.2
この3つのお話は『古事記』の中でもよく知られているお話です。長く壮大な物語のエッセンスをわかりやすく語り、『古事記』の持つおおらかさ、おもしろさを知ることができます。表紙の赤が目を引きます。おしゃれな装丁の本です。子どもから大人まで楽しめます。続きが楽しみです。
③『はなになりました』 内田麟太郎/南塚直子 童心社2022.1
リスがアリに誰が好きかと尋ねると、アリはリスを見て「この人」と言います。リスのうれしそうな笑顔。心が花になります。今度はアリがリスに尋ねます。アリもうれしそう。今度は鳥が2人に尋ねます。繰り返しが楽しいです。みんなの笑顔がはじけて世界は花でいっぱいになります。南塚さんの陶板の絵が美しく、幸せになれる絵本です。
◆名古屋の「夢ぽけっと」の水内喜久雄さんからいただきました。
『手と手をつなごう』水上不二詩集 水内喜久雄編 夢ぽけっと2022.3
まど・みちおさんの依頼で水内さんが水上不二の詩を集め始めたのは2004年のことです。たくさんの詩を蒐集し、これまで『資料 水上不二さんの詩』(2005)、『ぼくは地球の船長だ』(2006)、『海はいのちのみなもと』(2017)を出版しています。『海はいのちのみなもと』は1月の文庫だよりの寄贈本で紹介しましたので、読んでくださった方もいたと思います。『手と手をつなごう』はさらに新しく見つかった115編を加えて全部で686編の詩を載せています。水上不二さんは気仙沼市大島で生まれ、まど・みちおさんと同人誌で一緒に活躍した詩人です。水内さんはこの詩集を気仙沼以外の宮城県内の子どもたちにも読んでほしいと県内の全小中学校、全図書館、地元関係者に2000冊寄贈することにしたそうです。
◆内田麟太郎さんからいただきました。
①『大どろぼう ジャム・パン ゆうかいされたおじいさん』 内田麟太郎/藤本ともひこ 文研出版2021.12
「大どろぼうジャム・パン」シリーズの5冊目。命を守るためなら命の他は何を盗んでもよいという警視総監公認の大どろぼうジャム・パンが活躍する話です。
今回の事件はスーパー・スパコンМからジャム・パンへの挑戦です。超能力の耳を持つジャム・パンですが、今回ばかりは誘拐されたおじいさんの声が東西南北あらゆる方向から聞こえてきて、おじいさんの居場所がわかりません。タイムリミットは2時間。果たして見つけることができるのか、ドキドキさせられます。藤本さんの絵が物語を一層楽しいものにしてくれます。
②『むかしむかしⅠ 天の岩戸 ヤマタノオロチ いなばの白うさぎ』 内田麟太郎/ザ・キャビンカンパニー 文溪堂2022.2
この3つのお話は『古事記』の中でもよく知られているお話です。長く壮大な物語のエッセンスをわかりやすく語り、『古事記』の持つおおらかさ、おもしろさを知ることができます。表紙の赤が目を引きます。おしゃれな装丁の本です。子どもから大人まで楽しめます。続きが楽しみです。
③『はなになりました』 内田麟太郎/南塚直子 童心社2022.1
リスがアリに誰が好きかと尋ねると、アリはリスを見て「この人」と言います。リスのうれしそうな笑顔。心が花になります。今度はアリがリスに尋ねます。アリもうれしそう。今度は鳥が2人に尋ねます。繰り返しが楽しいです。みんなの笑顔がはじけて世界は花でいっぱいになります。南塚さんの陶板の絵が美しく、幸せになれる絵本です。
◆名古屋の「夢ぽけっと」の水内喜久雄さんからいただきました。
『手と手をつなごう』水上不二詩集 水内喜久雄編 夢ぽけっと2022.3
まど・みちおさんの依頼で水内さんが水上不二の詩を集め始めたのは2004年のことです。たくさんの詩を蒐集し、これまで『資料 水上不二さんの詩』(2005)、『ぼくは地球の船長だ』(2006)、『海はいのちのみなもと』(2017)を出版しています。『海はいのちのみなもと』は1月の文庫だよりの寄贈本で紹介しましたので、読んでくださった方もいたと思います。『手と手をつなごう』はさらに新しく見つかった115編を加えて全部で686編の詩を載せています。水上不二さんは気仙沼市大島で生まれ、まど・みちおさんと同人誌で一緒に活躍した詩人です。水内さんはこの詩集を気仙沼以外の宮城県内の子どもたちにも読んでほしいと県内の全小中学校、全図書館、地元関係者に2000冊寄贈することにしたそうです。