水野スウさんをお招きして 9月2日(月)10:15~12:15(10:00受付)
テーマ ほめ言葉のシャワーから平和を
「紅茶の時間」のこと、自費出版した本のこと、「12条する」ことなど、これまでのスウさんの生き方、憲法への思いをいっぱい語っていただきます。お仲間を誘ってご参加下さい。
■申し込みは7月20日(土)より 無料
□定員 35名
■講演終了後、懇親会を持ちます。参加なさる方は一品持ち寄りでご参加下さい。
□当日、本の販売もします。
◆◇◆◇ ◆◇◆◇ ◆◇◆◇ ◆◇◆◇
水野スウさんについて
石川県在住のエッセイスト。日本国憲法と同年齢。1983年から毎週水曜日の午後、自宅で「紅茶の時間」を開く。
『わたしとあなたの・けんぽうBOOK』(2015)
『たいわ・けんぽうBOOK✛』(2018)を自費出版。
2018年12月、「第24回平和・協同ジャーナリスト基金賞」を受賞。
***自費出版した2冊の本については、文庫だより2019.2月号をご覧ください。
◆◇◆◇ ◆◇◆◇ ◆◇◆◇ ◆◇◆◇
<朝日新聞 ひと 2019.5.3>の記事を紹介します。
「憲法を語るのは、あなたのこと」と伝え続ける 水野スウさん
金沢市郊外の自宅の玄関に水曜の午後、小さな看板をかける。丸文字で「そのままどうぞ」。35年余り続ける「紅茶の時間」の始まりだ。おやつを持ち寄り、出入り自由でおしゃべりする。
東京生まれのエッセイスト。結婚して越してきた。子育て仲間がほしかった。絵本をはさむ母子の集まりが始まりだ。チェルノブイリの事故で原発を、そして平和や愛をも語り合うようになった。
親の一言がつらかったと打ち明ける若者。介護の合間に立ち寄り、しんどさを口にする人。紅茶をつぎ、言葉を待ち、うなずく。「みんな、身の丈の自分を認めてほしいの」。憲法とのつながりを気づかせてくれたのは、大学を出て引きこもり、「社会の役に立たない」と思い詰めた娘だった。
ほめ言葉を集めた本を親子で編み、講演に招かれた。言葉と平和がテーマだからと憲法を読んだ娘は、13条に目をとめた。すべて国民は、個人として尊重される。
娘の言葉にはっとした。「わたしもあなたも、それだけでかけがえのない存在。それを許すだけでなく、自覚するよう求めている」
ふだんの暮らしと憲法とをつづる2冊の「けんぽうBOOK」を自費出版し、平和・協同ジャーナリスト基金の「荒井なみ子賞」を昨冬に受けた。出前講演の「けんぽうかふぇ」で語り続ける。「憲法が語るのは、あなたのこと、そのものなのよ」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます