立春も過ぎ、日ざしがほんの少し暖かくなってきたような気がしますが、2月の仙台はこれからまだまだ寒さは続きますね。インフルエンザも猛威を振るっているので、油断はできません。
今月の詩は谷川俊太郎さんの「あいうえおうた」を選びました。愉快な言葉遊びの詩です。大きな声で唱えて、寒さを吹き飛ばしましょう。繰り返し声に出していると、リズムがあるので、覚えられます。降矢ななさんの絵で絵本(こどものとも年少版)にもなっていますので、楽しんでください。
言葉遊びをいくつかご紹介します。覚えて語るとたのしいですよ。谷川さんの『ことばあそびうた』から、よく知られている「かっぱ」。
上手に言えますか?
かっぱかっぱらった /かっぱらっぱかっぱらった /とってちってた
かっぱなっぱかった /かっぱなっぱいっぱかった /かってきってくった
マザー・グースの「これはジャックのたてた家」(谷川俊太郎訳)や『これはのみのぴこ』(谷川俊太郎/和田誠)も楽しいです。ことばがどんどんつながっていく、積み上げ唄です。
「しんぶんし」「たけやぶやけた」は前から読んでも後ろから読んでも同じ言葉で、回文(かいぶん)と言います。江戸時代にとてもはやった回文があります。五七五七七でできている回文歌です。
なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな
(長き夜の 遠の眠りの 皆目覚め 波のり船の 音のよきかな)
以前、文庫を利用していた方から教えていただきました。お正月にこれを半紙に書いて、その紙で船を折り、枕の下に置いて寝るといい夢(初夢)が見られると、子どもの頃その方の祖父に聞いたそうです。瀬田貞二さんの『お父さんのラッパばなし』の11話「インドの夢うらない」にも出てくる回文です。
「今日は朝から晩だった」(あべこべ話)も一種の言葉遊びですね。
今日は朝から晩だった 生まれたばかりの ばあさんが 85、6の孫つれて
てくてくてくてく 歩いてた とうふのかけらにつまずいて
海からがけへ落っこちた 見てないやつが発見し あわててゆっくり 電話した
一人の警官 ぞろぞろと 曲がった道をまっすぐに 前へ前へとバックした
今月の詩は谷川俊太郎さんの「あいうえおうた」を選びました。愉快な言葉遊びの詩です。大きな声で唱えて、寒さを吹き飛ばしましょう。繰り返し声に出していると、リズムがあるので、覚えられます。降矢ななさんの絵で絵本(こどものとも年少版)にもなっていますので、楽しんでください。
言葉遊びをいくつかご紹介します。覚えて語るとたのしいですよ。谷川さんの『ことばあそびうた』から、よく知られている「かっぱ」。
上手に言えますか?
かっぱかっぱらった /かっぱらっぱかっぱらった /とってちってた
かっぱなっぱかった /かっぱなっぱいっぱかった /かってきってくった
マザー・グースの「これはジャックのたてた家」(谷川俊太郎訳)や『これはのみのぴこ』(谷川俊太郎/和田誠)も楽しいです。ことばがどんどんつながっていく、積み上げ唄です。
「しんぶんし」「たけやぶやけた」は前から読んでも後ろから読んでも同じ言葉で、回文(かいぶん)と言います。江戸時代にとてもはやった回文があります。五七五七七でできている回文歌です。
なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな
(長き夜の 遠の眠りの 皆目覚め 波のり船の 音のよきかな)
以前、文庫を利用していた方から教えていただきました。お正月にこれを半紙に書いて、その紙で船を折り、枕の下に置いて寝るといい夢(初夢)が見られると、子どもの頃その方の祖父に聞いたそうです。瀬田貞二さんの『お父さんのラッパばなし』の11話「インドの夢うらない」にも出てくる回文です。
「今日は朝から晩だった」(あべこべ話)も一種の言葉遊びですね。
今日は朝から晩だった 生まれたばかりの ばあさんが 85、6の孫つれて
てくてくてくてく 歩いてた とうふのかけらにつまずいて
海からがけへ落っこちた 見てないやつが発見し あわててゆっくり 電話した
一人の警官 ぞろぞろと 曲がった道をまっすぐに 前へ前へとバックした
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます