映画『ドリームガールズ』で、主役の一人エフィー役のオーディションでファイナリスト3人のうちの一人である、PATINA MILLER。
その評判がすごいので、チケットを取った。
原作になった映画も有名だしね。
この作品がお気に入りのうつぼさんの感想はコチラ♪
取れた席は左サイド、通路側6列目。
メガヒヨはこれ位の席が好き。
購入したのは、観劇日のちょうど一週間前。
これくらいのタイミングだと、良い席が放出されている可能性が高いのである。
【あらすじ】
クラブ歌手デロリスは、マフィアのボスである愛人が自分の運転手を射殺するところを目撃してしまったため、追われる身となった。
駆けこんだ警察では、裁判まで姿を隠して過ごすよう勧められる。
高校の同級生のエディ刑事に案内された場所は、なんと修道院。
厳格な修道院長マザー・スーペリアはしぶしぶデロリスを受け入れる。
シスターの集団に突然放り込まれた彼女は次々と騒ぎを起こしてしまう。
ところがひょんな事で聖歌隊の指導をしたところ、めきめきとそのレベルは上がり、マスコミに注目される迄になった。
なんとローマ法王までその歌を聴きに来るという。
喜ぶシスター達、革新的なスタイルに眉をひそめる修道院長、テレビでデロリスの居場所をつかんだマフィア達、
果たしてどうなるのか?
話の大まかな流れは、あの有名な映画版とほぼ一緒。
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デロリス役者の年齢は違えど、下町の気のいいお姉ちゃんぶりは健在。
ずば抜けた歌唱力も伴い、余すところなくカリスマを発揮していた。
それにしても脇を固める役者さん達が豪華だった。
オハラ神父役にはFRED APPLEGATE、マフィアの手下にJOHN TREACY EGAN。
二人とも『THE PRODUCERS』でマックス役を務めた俳優さん。
同作品の"HOLD ME TOUCH ME"のオリジナルであるMADELEINE DOHERTYも歳年長修道女の役で出ていた。
JOHN TREACY EGANがただの手下役なんて勿体ないと思ったけど、ちゃんと見せ場はあった。
「ちょっとだけよ~ん」的なソング&ダンスを披露するのだけど、観客を大いに盛り上げていた。
しかしCAROLEE CARMELLOが院長役というのは意外だった。
映画のMAGGIE SMITHのイメージが強くて、ちょっと若すぎるんじゃない?とか思ったので。
でも威厳たっぷりで、まじめ一筋のシスターぶりははまっていた。
昨年の『ADDAMS FAMILY』よりずっといいと思う。
歌は映画とは違ってオリジナル曲目になっているのだけど、ノリのいい曲が多く、一緒に口ずさみたくなる感じ。
この【♪RAISE YOUR VOICE】のシーンは良かった。
舞台ではシスターがどんどん歌がうまくなる様子が、時系列で分かりやすく表現されていたよ。
この作品はかなり日本人好みかもね。
すぐどこかで上演権取って、翻訳公演されそう。
メガヒヨも一般受けするならコレだなぁと思うなぁ。
会社の人にお薦めを聞かれたら、まずこの『SISTERS ACT』を推しちゃうかも。
チケットも入手しやすいしね!