NY二日目の夜は、トニー賞中継で注目した『WAR HORSE』。
馬のパペットがあまりにも見事だったのでチケットを取った。
リンカーンセンター。
メトロポリタン・オペラの向かって右側に、半円形劇場のビビアン・ビューモントセンターはある。
ホールに飾られている、馬のジョーイのパペットの設計図。
今回の座席はコチラ。舞台に近くて、まるでその場に居合わせたような感じになれた。
初めてストレートプレイというわけで、事前に内容をつかんでおこうと思ったメガヒヨ。
原作本があると聞いたので、さっそくアマゾンさんから取り寄せて見た。
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War Horse |
クリエーター情報なし | |
Egmont Books Ltd |
パラパラと読んでみた結果、玉砕。
児童文学の割には知らない単語がいっぱい…。
てな訳で「WAR HORSE あらすじ」で、ぐぐってみた。
そうしたら親切な方々が、しっかりしたあらすじをネタバレ線まで張って公開して下さっていた。
ありがたや…。
おかげ様で内容にもついていくことが出来た。
もちろん細かいセリフなどは分からないんだけど、物語が伝えようとする核心には触れられた。
馬のパペットが息遣いなど細かい動作まで表現していて、嬉しいこと、悲しいこと、達成感などが伝わってくる。
もちろん人間の演技も素晴らしかった。
ジョーイの飼い主であるアルバート少年を演じたのはSETH NUMRICH。
馬と人とを超える絆、純真さを表現し、観客の心を惹きつけていた。
とにかくアルバートに感情移入してしまい、別れと再会のシーンでは涙が止まらなくて困った。
百聞は一目にしかずという訳で、舞台の一部分を是非観ていただきたい。
ブロードウェイ版のハイライト。せつないアルバートとジョーイの別れ。
コチラはロンドン版の1シーン。緊張感伝わる戦場の場面。
このクリスマスシーズンに、スピルバーグ監督の映画版がアメリカで公開されているとのこと。
そちらのトレーラーも見てみたら、なかなか期待できそう。
舞台版が素晴らしかったので、映画版にも頑張っていただきたい。