昨年、押し入れを片付けたら、西国三十三ヶ所の朱印帳が出てきました。







妻の母が家族、親戚、友人などと一緒にコツコツと巡礼を重ね、第31番札所まで御朱印を集めてきたものでした。
私たちで32、33番札所をお参りし半世紀をかけての満願を成就したいと思っていたんですが、なかなか実行できずにいました。
ちょっと世の中も落ち着いてきましたし、寒さが厳しくなる前に紅葉を愛でがてら滋賀、岐阜を訪れることにしました。
明方に出発、最初の目的地第32番札所「繖山 観音正寺」のふもとに8時過ぎに到着しました。
山上の駐車場まで行く林道の入口で600円の道路整備協力金を払って狭い道を登ること数分。
車をとめて、勾配険しい石段を数十分。


紅葉の眺めを助けに一歩一歩登りました。


石段を登りきって視界が開け境内に。入山料は500円でした。


振り返って見下ろす景色が素晴らしい。


本堂への参道が山上を一直線に。




本堂につきました。こちらで御朱印をいただきます。料金は300円です。


私たちが着いたときは駐車場にはまだ先客は一台だけ。山上も人影まばら。


心静かにお参りすることができました。
御朱印とコロナよけのお札をちょうだいした後は本堂からの景色をながめてしばしの憩い。

せっかく登ったのでもう少しゆっくりしたいところですが、先を急ぎます。
石段を登るときはすれ違いは一組だけでしたが、降るときはずいぶんたくさんの登る人と出会いました。

