152キロ 2006年11月30日 | 日記・エッセイ・コラム 雨の中を歩き靴も靴下も濡れて、やっと見つけたブロックで囲われたバス停でひと休みしていると、お大師3が現れた。「暖かいお茶でも飲んで休んでいってください」と声をかけてくれた。人家も人影もない道を2時間ほど休むこともなく歩いていたので有り難かった。トイレを借りてお茶と夕べの残りというおでんの卵やみかん、バナナを頂いて人心地がつき元気が出た。こんな風に歩きお遍路旅は色々なお大師に助けられて今回は152キロを歩いた。清里に帰ると木の葉もすっかり落ちて寂しい庭になっていた。