やってきた日、クルルはおとなしくあまりえさも食べようとせず、排泄もしないで心配したが、翌日からは子猫用のミルクやカリカリを食べて元気になった。野良ネコの子でログハウスの床下で生まれて育ったせいか、暗い狭いところが好きで、いないので心配していると洗濯機の後ろで鳴き声がして出てくる。部屋に私がいないと洗濯機の後ろで眠っていることが多かった。ムムは目が見えないので、何か変なものがいると言う感じで、ウーウー唸って怒ってばかり。クルルの所在が分かるように鈴を付けたがムムはクルルでなくても鈴の音がするとウーと怒っていた。ムムは自分以外の変な奴がいると思ってか、家にいるのが嫌なようだ。雨の日、庭を見ると屋根つきの小鳥のえさ台の中にムムがうずくまって雨宿りをしていた。かわいそうに思ったが、早くクルルと仲良くは無理でも馴れてほしい。