ほうき草 ： 慈愛と祈り

ほうき草　：　慈愛と祈り

平成29年12月4日(月)

　かわいいもの　小さいもの　おさないもの

等には、私達は気楽に慈しむことはできる。

　しかし、自分以外の存在全てを慈しむことは

むずかしい。

　今年は、近所の方からほうき草の苗を分けて

いただいた。

　プランターに植えてから枯れ草になるまで

楽しんだ。

　そう言えば、10月初めにブログに出したかな？

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　ほうきくさ。
　
　別名、スコーピア、箒木、とんぶり(実）。

　数年前から、近所の畑の20本ほどの

ほうき草の生長ぶりを楽しんできた。

　今年は４・5本わけてもらい、2本はプラン

ターに。後は花壇に定植。

　プランターの方が居心地が良かったようだ。



　ほうき草の花言葉を調べると、何と

『恵まれた生活』『夫婦円満』

『あなたに全て打ち明けます』と。

　移ろいやすさがいいのかも。

　枝がほうきに使われたり、種が食材に利用

されたり、観賞用以外の様々なことに利用さ

れていたことが、「恵まれた生活」に至ったと

いう。これもいいなあ。

　「あなたに全てを打ち明けます」という花

言葉は、明るい緑の葉が真っ赤に紅葉する様子

が、頬を真っ赤に染める女性を連想させること

に由来して命名されたという。

　素直な色合いもいいのかも。

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　ほんと、お陰で「恵まれた生活」となった。

　枯れたほうき草をプランターから抜き、

種を根っこを落とし、その名の通り、ほうき

にしてみた。



可愛いのが2本できた。

　早速玄関等使ってみると、これがまたいい。

石ころを動かさないで小さなゴミ、ほこりや

落葉などを適切に集めてくれるのだ。

　毎朝の歩行禅終了後、玄関やその周囲をこれを

使って掃除する習慣も身につきそう。

　有難きこと。

　慈しみと祈りの歓喜の朝であった。