貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

遊行柳と芭蕉

2017-12-28 16:10:14 | 日記
遊行柳と芭蕉

平成29年12月28日(木)

 今日は、家内と今年最後の買い物に

日比谷まで出かけた。

 地下鉄日比谷線に、新お茶の水から乗る。

久し振り!

 しかし、混み具合が凄い!

 9時20分は過ぎているのに・・・。

 これから仕事に行く人がいっぱい!

 有難いことだ。

 遊行のような用足しで申し訳ないが。

 さて、遊行柳と芭蕉。





芭蕉の句碑



芭蕉の句は、

「田一枚 植えて立ち去る 柳かな」

  ※ 有名な柳の陰で西行法師を偲んで

いると、いつの間にか時間が過ぎ、気がつ

くと人々は田を一枚 植え終えて立ち去っ

てしまった。

 
 西行法師の歌は、

 みちのべに 清水流るる 柳かげ
 
  しばしとてこそ 立ちとまりつれ 

※ 旅に疲れて、道の脇の清水が流れている

柳の木の下でしばらく休もうと思って立ち止

まったのだが・・・。

私も名残惜しいがこの辺で立ち去ることに

しようか。

そして、一句。

蛙なき 早苗ふたやな あそばしむ  

               貢人