貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

姓は○○、名は◇◇の妙味

2017-12-02 08:12:12 | 日記
姓は○○、名は◇◇の妙味

平成29年12月2日(土)

 大相撲の桟敷に、よく見られる大村崑さん。

 大阪場所は毎日、九州場所は数日(?)等

相撲大好きなんだな!

 昭和30年代、よく見た時代劇コメディ-。

「姓は尾呂内(オロナイン)」、

     名は「楠公(なんこう)」

 響きも心地よく、よく笑ったものだ。

 その大村さん、突然CMを降ろされたそうだ。

 後任に女優の浪花千栄子さん。花菱アチャコ

さんを思い出す女性だ。

 この方の本名が「南口キクノ」。

 「ナンコウ キクノ」だ。?が付いたら、

意味がまた違ってくる。

 『崑ちゃん ボクの昭和青春論』に書かれて

いるという。

 朝から、抱腹絶倒。大いに笑って一日過ぎた。


那須 : 殺 生 石

2017(平成29)年 6月 2日 7:57~





 那須湯本温泉の源泉となっている

「鹿の湯」の西方に、山肌がむき出しで

草木の絶えた谷あいがあり、

この奥に、殺生石が鎮座していた。

殺生石の周辺からは、硫化水素や亜硫酸

ガス、砒素などの有毒ガスが噴出し、

昔ほどではないと言われるが、今でも異臭

のするガスが吹き出している。

 ちょっと異様という光景である。

 いわれに納得もする。

古人は、この場所で人や動物が死亡する

ことを、石に宿る霊の仕業と考え、石を

特定して「殺生石」と名付けた。



殺生石の説明



 さらには、その石に、全身を金色の毛で

覆い9本の尾をもつという

「白面金毛九尾の狐」の物語を添加した

ことにより、殺生石は、恐怖の石として

世に広く伝播するところとなった。

物語ることのすばらしさも感じる。


 
 しかし、青々と山に勢いのある時と木々

の葉が落ち樹木が裸のまま枯れ木のように

冬を越す時季とではその怖さも違うような

気がする。    

「おくのほそ道」には 

「殺生石は温泉(いでゆ)の出る山陰にあり。

石の毒気いまだ滅びず。蜂・蝶のたぐい、

真砂の色の見えぬほどかさなり死す。」と

記されており、その頃は今よりも激しく

噴出していたと推測される。