貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

芭蕉を変えた師匠たち ②兼好篇 その2

2021-03-01 16:48:24 | 日記

芭蕉を変えた師匠たち ②兼好篇 その2

令和3年3月1日(月)

 いよいよ桃、桜の春。

弥生を迎えた。

 うれしいなあ!!!

米くるゝ 

  友を今宵の 

     月の客

 この句も兼好法師を

思い浮かべながら詠んだ句。

 兼好法師の随筆『徒然草』に、

「よき友、三つあり。」

というくだりがある。

 一つには、物くるゝ友。

 二つには医師。

 三つには、智恵ある友。

「物をくれる友がよき友だ」。

 門人が米をくれた。

 それで腹を満たして

いっしょにたっぷりゆっくり

月見を愉しもう

という意。