芭蕉を変えた師匠たち ②兼好篇 その2
令和3年3月1日(月)
いよいよ桃、桜の春。
弥生を迎えた。
うれしいなあ!!!
米くるゝ
友を今宵の
月の客
この句も兼好法師を
思い浮かべながら詠んだ句。
兼好法師の随筆『徒然草』に、
「よき友、三つあり。」
というくだりがある。
一つには、物くるゝ友。
二つには医師。
三つには、智恵ある友。
「物をくれる友がよき友だ」。
門人が米をくれた。
それで腹を満たして
いっしょにたっぷりゆっくり
月見を愉しもう
という意。