貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

見仏上人の再来・頼賢の庵と雄島の絶景に感嘆!!!

2022-11-16 10:12:45 | 日記
令和4年11月16日(水)
<雄島編 3>
 島の南端には、
頼賢の碑が六角形の鞘堂の中に
納められている。
    頼賢堂

 ここに22年間住み、
その間ついに一歩も島を出なかったという
僧の頼賢は見仏上人の再来と崇められる。

 高さ3メートルの碑の表面には、
まわりに雷文と唐草が施され梵字とともに、
「奥州御島妙覚庵」
「頼賢庵主行実銘並序」
の文字が刻まれている。
 頼賢の碑

 頼賢の碑説明
 
 本文は、頼賢の徳を讃えたもので、
松島の古い時代の様子も記載されている。

 北の端にある「妙覚庵敷」は、
見仏上人の修行する場所(見仏堂跡)。
 享保17年(1732)になって、
僧良哉が一庵を建て、
六時念仏の道場にしたいと懇願したのに応え、
瑞巌寺第105代天嶺性空が、
三万人からの布施を集め建立する。
 その後、荒廃して建て直される。
 最後の堂宇は瑞巌寺に移築され、
近年まで執事寮として使用されていた。
 <津波の痕跡>

 雄島を訪れる人は、
私を含め数名。
 見応えのある島のひとつという印象。
<雄島からの絶景>

 雄島から見る松島の島々も、
これまた美しい!