貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

俳諧伝統塚初見の感激!

2023-02-13 10:49:27 | 日記
令和5年2月13日(月)
出雲崎町: 妙 福 寺   
 
  
 出雲崎は新潟県のほぼ中央。
 良寛生誕の地なので、
幾度となく訪れている。
 新潟景勝百選1位当選の地
でもある。
 出雲崎漁港が見下ろせる所に
妙福寺がある。
 
 狭い路地を入っていくと,
階段上に妙福寺山門が見える。

 そして、
有名な「俳諧伝灯塚」がある。
                                          出雲崎は、
芭蕉が奥の細道で、      
「荒海や 
  佐渡に横たふ 
    天乃河」  
の名句を詠んだ場所といわれている。
 
 その後、芭蕉門下2世東華坊、
3世盧元坊もこの地を訪ね、
三代にわたる俳人が
当地で句を詠むことになる。 
 芭蕉の句の他、
刻まれている句は、
「五月雨の 
  夕日や見せて 
      出雲崎」 
       東華坊
「雲に波の 
   花やさそうて 
      出雲崎」  
       盧元坊

 帰りの道も何となく風情がある。
 特に、
大きな瓦屋根の山門から見る

階段風景が、
何ともなく心躍る。