貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

伊夜比古 二首!

2023-02-12 14:39:14 | 日記
令和5年2月12日(日)
弥彦村: 弥彦神社   
  
 
 越後平野の中央に聳えたつ
弥彦山の麓に鎮座する弥彦神社は、
古くから
「おやひこさま」と呼ばれ、
心のふるさと、
魂のよりどころとして
多くの人から親しまれている。

 境内は鬱蒼たる樹林に覆われ、
亭々たる老杉、
古欅は見るからに神々しい。

 万葉集には、
弥彦神社を詠んだものが二首。
「伊夜比古 
   おのれ神さび    
  青雲たなびく日すら 
     小雨そぼ降る」         
と        
「伊夜比古 
   神の麓に 今日らかも 
  鹿の伏すらむ 皮衣きて 
       角つきながら」

 その後、
芭蕉と曾良も参拝している神社である。