令和5年9月16日(土)
豊橋市: 聖 眼 寺
<山門>
聖(しよう)眼(げん)寺の開創は
平安時代と伝えられるが、
詳細は不詳。
1564年下地合戦で、
1564年下地合戦で、
徳川家康が聖眼寺に
本陣を置いている。
その後、
その後、
現在地に移転している。
芭蕉の愛弟子・坪井杜国が
芭蕉の愛弟子・坪井杜国が
米の売買で詐欺罪に問われ、
渥美半島保美
(愛知県田原市保美町)に
流刑になり、
1687年
芭蕉は杜国の身を案じ、
渥美半島へ向う途次に、
聖眼寺に立ち寄っている。
その時詠んだ句
<松葉を焚て
手拭あふる
寒さ哉>
の碑が、
聖眼寺に2基ある。
<松葉塚の説明>
1754年芭蕉50年忌に
建てられた句碑を、
「古碑松葉塚」と呼び、
1769年建てられた句碑を
「再建松葉塚」と呼んでいる。
この2基の松葉塚が
この2基の松葉塚が
境内に並んで建立。
山門横に
古碑松葉塚を案内する古標石が
建立されている。
<古碑「松葉塚」を案内する古標石>
この3基は資料的にも貴重と考えられ、
豊橋市の史跡に指定されている。
<古碑「松葉塚」と「再建松葉塚」>
~つづく。