令和5年9月17日(日)
1687年
芭蕉は杜国の身を案じ、
渥美半島へ向う途次に、
聖眼寺に立ち寄っている。
その時詠んだ句
その時詠んだ句
<松葉を焚て
手拭あふる
寒さ哉>
の碑が、
聖眼寺に2基ある。
1754年
1754年
芭蕉50年忌に建てられた句碑が
「古碑松葉塚」、
1769年建てられた句碑が、
「再建松葉塚」。
この2基の松葉塚を
この2基の松葉塚を
境内に並んで建立。
この3基は
資料的にも貴重と考えられ、
豊橋市の史跡に指定されている。
<古碑松葉塚>
<その説明>
句は、
「こを焼て
手拭あぶる
寒さ哉」。
<再建松葉塚>
「ごを焚いて
手拭あぶる
寒さ哉」
「ご」は三河方言で、
寒さ哉」
「ご」は三河方言で、
枯れた松葉のこと。
焚き付けとして最良の燃料。
<太鼓橋>
なお、『如行子』には、
「ごを焚いて
「ごを焚いて
手拭あぶる
氷哉」
とある。
私の田舎では、
とある。
私の田舎では、
焚き付けは杉の葉。
柴刈りと杉の葉取りは
子どもの仕事だった。
懐かしい!!