貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

大津市満月寺・浮御堂②比良三上の鷺の橋!雄大だなあ!!!

2024-02-08 10:33:19 | 日記
令和6年2月8日(木)
大津市満月寺・浮御堂②
<湖畔の句碑群>
<芭蕉句碑その1>

 芭蕉一つ目の句碑の句は、
「比良みかみ 
   雪指シわたせ
     鷺の橋」 

 元禄3年。
 比良山は琵琶湖の西、
 三上山は東南、
野洲郡にあって相対する。
 比良・三上が湖水を中に
東西に、雪をいただいて
聳えている。
 湖上両山の間を飛び行く白鷺に、
鵲(かささぎ)の橋の如く
雪の橋を架け渡せ
との意。
 昭和38年(1963)10月9日、
 芭蕉二百七十回忌に
満月寺に建立。
 山門を入ると、
阿波野青畝の句碑がある。
<阿波野青畝の句碑>

 「五月雨の 
    雨垂ばかり 
       浮御堂」
 山口誓子、高野素十、
水原秋桜子とともに、 
「ホトトギスの四S」
と称された俳人である。 
 高浜虚子が師である。
~つづく。