令和6年2月12日(月)
彦根市: 明 照 (めんしょう) 寺
妙法山明照(めんしよう)寺は、
妙法山明照(めんしよう)寺は、
浄土真宗本願寺派寺院。
<本殿>
山門は、
暴風雨による被害に遭い、修繕中。
<修繕中だった山門>
その門前右に庭園がある。
笠塚と呼ぶ。
<笠塚>
14代目住職の李由は
松尾芭蕉に師事した俳人。
芭蕉は1691年秋に
大津から江戸に向かう途中で
明照寺に立ち寄る。
寺院近くの農家の老女を眺めて、
芭蕉が詠んだのが、
「稲こきの
「稲こきの
姥もめでたし
菊の花」
という句。
菊が長寿の象徴であることに
見立てて詠んだとされている。
当時寺院内の池泉回遊式庭園には
当時寺院内の池泉回遊式庭園には
李由の手植えの梅があり、
芭蕉は庭園を鑑賞しながら、
「百(もも)歳(とせ)の
「百(もも)歳(とせ)の
気色を庭の
落葉かな」
と詠み、
句碑として残る。
<芭蕉句碑>
芭蕉没後に李由が形見分けとして
芭蕉の渋笠を貰いうけて、
笠塚の下に埋めた事を示す物。
<芭蕉句碑背面>
<その説明>