貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

東白河郡: 芳 松 寺 八九間の空から滴る雫を!芭蕉句碑

2024-11-15 13:49:16 | 日記
令和6年11月15日(金)
東白河郡: 芳 松 寺         
 案内と符合はしていたが、
山門が引っ込み、通りも狭い。
<山門>

 車を一時停車する場所もなく、
ぐるぐるその周りを
めぐること4・5回。  
 郵便局の駐車場に一時止め、
歩いて探し、
やっとの思いで、
狭い山門を見つける。 
 車を取りに戻り、
やっと参拝。
<本殿>

 芭蕉の句碑は、
自然石に彫られている。 
<梅の木の下に芭蕉句碑>
 
    
 芭蕉の句は、     
「八九間 
  空で雨降る
     柳かな」
 
 珍しい句だ。   
 八九間は、
柳の高さ、広がりをいう。       
 陶淵明の句から出たことば。
 八九間の空から
柳の糸をつたって滴る雫を、
空で雨降ると言ったらしい。